１３９ ページ42
・
しかし安堵したのも束の間
マシンガンが彼女たちに反応し銃口を向ける
さらにはモスカさんも彼女たちに攻撃を向けた
「やべえ！」
「挟まれた！！」
『っ・・・！！』
目を覆う
私には助けることなんてできない
仲間の死体なんて見たくない
助けて
助けて
頭に浮かんだ彼の名前を私は呼んだ
『ツナさん助けてください！！』
一瞬あたりが明るく照らされる
『！？』
「・・・？」
「！！あの炎・・・！」
クローム髑髏さんたちは無傷のまま
『・・・ぁ・・・』
あの
あのオレンジの炎は・・・
『〜っ・・・！』
来てくれた
『ツナさん！！』
ツナさんが来てくれた
クローム髑髏さんたちを守ってくれた・・・！！
「・・・ボス」
「あれは・・・」
「じゅ・・・１０代目！！」
零れた涙を拭う
来てくれた
来てくれました・・・っ
「来たか・・・だが」
『！』
再びモスカさんからミサイルがあがる
まだ暴走が止まっていない
「カスから消えていく、それに変わりはねぇ」
ミサイルがツナさんに向かって飛んでくる
『ツナさん！！』
彼の名前を叫ぶ
だが
いつもの彼なら情けない声を出し逃げているはずなのに
彼は逃げずそれを見上げ、グローブに火を灯し
そして
「な何・・・！？」
「と・・・飛んでる！！」
ツナさんは手の炎の力で飛び、空中でミサイルを全て爆破させた
『・・・！！』
彼が戦っているところを見たことはないけれども
わかる
前よりも格段に強くなっています
ツナさんは素早くモスカさんに向かって飛び、残りの腕をもぎ取った
「な・・・何をしたんだ！？何だ？今の動きは！？」
あのヴァリアーでさえ驚いている
それほど彼の動きは尋常じゃない
「おいデクの棒」
もぎ取った腕を破壊するツナさん
「おまえの相手はオレだ」
モスカさんの視線がツナさんに集中する
ターゲットをツナさんに絞った・・・！！
モスカさんが放ったミサイルが全弾ツナさんに集中して放たれる
しかし彼はそれをものともせず一つも当たることなく一瞬でモスカさんとの距離を詰めた
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うなり(プロフ) - 久々にリボーンの作品で面白い作品を見つけました(^o^)楽しみにしてます、ゆっくりがんばってください (2018年5月19日 17時) (
レス) id: 9f35692276 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 続々編おめでとう！ほんとに更新早い！応援してますよ〜。 (2018年5月14日 22時) (レス) id: 667d573e94 (このIDを非表示/違反報告)
彩月(プロフ) - 初めまして！続編おめでとうございます！ 因みに私もテストでヤバいです(;゜0゜) テストお互いに頑張りましょう！ 更新頑張ってください (2018年5月13日 15時) (レス) id: fcd32d35a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
