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雪代さんが出口に向かったのを見てオレたちはドームの出口に向かった
勝った
雪代さん、勝ったんだ・・・！
出口から雪代さんが出てくるのを待つ
その時
中から銃声が鳴った
「！！」
「今の、同時に撃ったっスね」
オレたちの耳には銃声は一つしか聞こえなかったけど
耳の良い獄寺君には二つの銃声が聞こえたらしい
リボーンも頷いた
じゃあ・・・もしかしたら雪代さんは
雪代さん・・・
暫くして、あの重たい扉が開いた
中から冷気と中で積もった雪が出てくる
ドサッ
『ぁうぅう・・・』
扉から出て尻餅をつき情けない声を出す雪代さんの姿
「雪代さん！！」
「雪代！！」
「おどおど女！！」
オレたちは彼女の元へ駆け寄った
『っ・・・ツナ、さん・・・み、なさ・・・』
倒れる雪代さんの体を支える
冷たい
すごく冷たい
「よく頑張ったな雪代」
リボーンが凍りかけている彼女の頭を撫でた
流れた血も凍って肌に張り付いている、服も凍っている
オレたちが思っていた以上に、中の環境はひどかったんだ
獄寺君がドームの中を見る
あのロッコが仰向けのまま倒れているのが見えた
「・・・殺ったのか」
『・・・』
「雪代さん・・・」
『いいえ・・・気絶しているだけです』
弱々しく笑いそう言った雪代さん
『傷つける覚悟はできても・・・殺す覚悟は・・・私には、できませんから・・・』
「鼻先に一発、さすがだな」
リボーンが気絶しているロッコを見て言った
彼の鼻先は青紫になり鼻血が垂れている
「お前が背中を見せた隙を狙ったんだろうが
”戦場で油断するな”
ラル・ミルチの教えをちゃんと覚えていたな」
『・・・はい・・・っ』
チェルベッロの二人、そしてヴァリアーが来た
「雪のリングは雪代静のものとなりましたので
この勝負の勝者は雪代静とします」
「よし！！」
「これで首の皮一枚繋いだな！！」
「極限見事だったぞ雪代！！」
「雪代さ・・・うわ！！」
オレに抱きついた雪代さん
え、えええええっこれ、お、オレどうすれば！！オレには京子ちゃんがっ
『・・・ただいま・・・です・・・ツナさん』
「・・・！・・・うん、うん・・・おかえり雪代さん」
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うなり(プロフ) - 久々にリボーンの作品で面白い作品を見つけました(^o^)楽しみにしてます、ゆっくりがんばってください (2018年5月19日 17時) (
レス) id: 9f35692276 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 続々編おめでとう！ほんとに更新早い！応援してますよ〜。 (2018年5月14日 22時) (レス) id: 667d573e94 (このIDを非表示/違反報告)
彩月(プロフ) - 初めまして！続編おめでとうございます！ 因みに私もテストでヤバいです(;゜0゜) テストお互いに頑張りましょう！ 更新頑張ってください (2018年5月13日 15時) (レス) id: fcd32d35a3 (このIDを非表示/違反報告)
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