９８ ページ1
・
「ん？はいロッコです、うっわうっさい、そんなに叫ばなくても聞こえ鼓膜破れるっての！」
どうやら無線機が入ったようで誰かと話してる
「あーちょっとあいさつにいってただけですって・・・すぐ戻りまーす
・・・っとにスク隊長ってうるさい・・・」
舌打ちをする
「じゃあオレいくから」
そういってその場から消えた
『・・・』
「・・・君」
「静じゃねえか！」
『！・・・ディーノさん・・・』
「・・・」
「あー・・・その様子じゃ明日の対戦カード聞いたな・・・」
私は頷く
「・・・どうする静」
『ぇ』
「山本たちを信じて勝負を棄権するか、勝負に出るか」
『・・・』
そんなの・・・
『・・・逃げたいに・・・決まってるじゃないですか・・・』
「・・・だよな」
『でも』
「・・・」
『・・・もし負けたら・・・ツナさんの大切なもの、消えちゃうんです・・・
私が逃げたら・・・ツナさんを悲しませてしまうんです・・・私のせいで
私、ツナさんに嫌われたくないです・・・』
「・・・」
溢れそうになる涙を拭い私はディーノさんを見た
『私はっ・・・逃げて彼らを信じることはできません・・・』
「そうだな・・・悪いな、意地の悪い選択させちまって・・・」
『っ・・・』
戦わなくてはいけない
でないと、私は嫌われてしまう
怖い
怖い
もう死が目の前に来た
どうして彼らはこの恐怖に勝てるのでしょうか・・・
(自分がツナの大切なものに入ってるって事は・・・考えてねえんだな)
「ねえ」
「どうした恭弥って・・・すげー殺気・・・」
「話聞かせなよ」
「は」
「・・・ちょっと興味が湧いてきたよ、話聞いてあげる・・・参加するかは別だけどね」
(とかいって・・・参加するつもりなんだろうな・・・)
『？』
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うなり(プロフ) - 久々にリボーンの作品で面白い作品を見つけました(^o^)楽しみにしてます、ゆっくりがんばってください (2018年5月19日 17時) (
レス) id: 9f35692276 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 続々編おめでとう！ほんとに更新早い！応援してますよ〜。 (2018年5月14日 22時) (レス) id: 667d573e94 (このIDを非表示/違反報告)
彩月(プロフ) - 初めまして！続編おめでとうございます！ 因みに私もテストでヤバいです(;゜0゜) テストお互いに頑張りましょう！ 更新頑張ってください (2018年5月13日 15時) (レス) id: fcd32d35a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
