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「ごめん、手当てとか人にはあまりやらないからうまくできなくて・・・
母さんがいてくれたらもっとちゃんとできたんだけど・・・今いなくて」
『い、いえっしてくれただけでもありがたいです！』
「それじゃオレお茶持ってくるから、ゆっくりしてて」
『い、いえそこまでしてくださらなくてもっ』
沢田さんは私の制止を聞かず下の階へ降りていった
『・・・』
思わずそわそわしてしまう
まさか彼の部屋にまで上がってしまうなんて・・・
本当、なんでこんな泥だらけの今日に限ってこんなラッキーなんでしょう
それにこんな私に手当てまでしてくれて・・・
きっと私は一生分の幸運を使い果たしてしまっています
「ツナが好きとは物好きだな」
『ほげっ！？』
振り返ると部屋の扉にはリボーンさんがいた
『なっなんで』
「いつも物陰からツナの事見ていただろ、気付いていたぞ」
『っ！！』
一気に顔が熱くなり、それと同時に血の気を引いていく
『あ、あの・・・えと、さ、沢田さんはそれを・・・？』
「いいや、オレしか気付いてねえぞ」
その言葉にホッとする
(この様子じゃ、無意識だったみてえだな)
『あ、あの・・・沢田さんには黙っていてくれると・・・』
こんなストーカーじみた私を知ってほしくないです
「いいぞ」
『あ、ありがとうございますっ』
「ただし条件があるぞ」
『へっ』
リボーンさんはにやりと笑った
「ツナのファミリーに入れ」
『・・・？』
ファミリー？
『それってどういう』
「リボーン！！お前はまた！！」
『ひぇっ』
お茶とお菓子を持った沢田さんが部屋に戻ってきた
持って来たそれを机の上に置き沢田さんはリボーンさんに向かって怒る
『・・・！』
「お前雪代さんまで巻き込むつもりか！」
「そうだぞ、こいつには才能がある」
「才能ってなんのだよ」
「ファミリーに入ればわかるぞ」
「だから入れないって！ごめん雪代さん今の話は聞かなかったことに」
『おいしい・・・』
あんこの程よい甘さ、生地のもっちり感・・・これは最近できたたい焼き屋さんのですね
(た、たい焼き一つですごい幸せなオーラ出してる！)
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はななん(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます！ちょっとしたことなのですが、命中率より的中率のほうがいいかなって思います (2021年10月18日 11時) (
レス) @page4 id: ccb6d08011 (このIDを非表示/違反報告)
連 - 獄寺とのからみも入れてください (2018年8月1日 14時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 雲雀さんラブです。めっちゃ良いですね！応援してます！ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 667d573e94 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 美香さん» ありがとうございます！ (2018年4月28日 9時) (レス) id: 9097c1bd3d (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 咬みですよー (2018年4月28日 7時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
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