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雲雀さんは冷蔵庫から水を出し飲んだ
あれ、そういえば・・・
『あ、あのっ』
「なに、いつまでも扉の前に突っ立ってないでこっちに来なよ」
『ぇ、はい・・・』
雲雀さんの部屋は個室のようで、私の共同の病室よりは狭いけど広く感じた
そ、ソファ・・・座っていいんでしょうか・・・
いや・・・いつでも逃げられるように立っておこう
この体で逃げ切れるとは思えませんが
「で、なに」
『え・・・あ・・・体・・・大丈夫、なんですか・・・？』
気になった事を聞く
彼は私とは比べ物にならないくらいに重症だったはず
なのに今平然と立っている・・・
「治った」
『！？』
「なにその顔」
『ほ、ね・・・いくつか折れてましたよね・・・？』
「うん」
『治ったんですか？本当に？』
「見ての通りだけど？」
『どんな体してるんですか！！？』
「君達と違って僕は生きものとしての性質が違うからね」
『そ、そういう問題なんですか・・・？いや、絶対に違いますよね・・・』
・・・でも雲雀さんならありえると思ってしまうのはなぜでしょう
「・・・まあそれもあるけど、一つは赤ん坊が呼んだ医療班のおかげだね」
『え？』
赤ん坊って・・・リボーンさんのことですよね
「随分優秀な医療チームだったみたいだね
君の肩も、本来なら後遺症が残って使い物にならなくなっていただろうに」
『・・・』
リボーンさん、すごい人達とお知り合いだったんですね
『で、でも、あの・・・お体大事にしてくださいね・・・？』
「・・・君って僕の事怖がるくせに心配するんだ」
『こ！怖がっている人であろうと、誰であろうと・・・心配するのは、あ、当たり前です』
「ふうん？」
『？』
一歩一歩近づいてくる雲雀さん
怖くなり私は一歩一歩さがっていく
が、当然後ろは壁
数秒で追い込まれてしまいました
『っ』
今日見た夢のことを思い出す
まだ室内だから突き落とされることはないとして、これは確実に殺されます！
「・・・」
『ひっ』
顔に手を添えられる
『・・・？』
思ったよりも優しい手つきに、思わず驚いてしまう
「・・・ガーゼ、はがれかけてたよ」
『あ、あり・・・がとうございます・・・？』
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はななん(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます！ちょっとしたことなのですが、命中率より的中率のほうがいいかなって思います (2021年10月18日 11時) (
レス) @page4 id: ccb6d08011 (このIDを非表示/違反報告)
連 - 獄寺とのからみも入れてください (2018年8月1日 14時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 雲雀さんラブです。めっちゃ良いですね！応援してます！ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 667d573e94 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 美香さん» ありがとうございます！ (2018年4月28日 9時) (レス) id: 9097c1bd3d (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 咬みですよー (2018年4月28日 7時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
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