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『あ、あああのっ』
「・・・あ、そう・・・」
『えっ』
「別に僕は怖いと言われ慣れてるからこれっぽっちも気にしてないよ」
プイッとそっぽを向く雲雀さん
(き、気にしているように見えるのは、私の勘違いなのでしょうか・・・)
「・・・君もあまり群れ過ぎていると咬み殺すよ」
『ひっ！』
雲雀さんはもう一度私を睨むと、そのまま去っていってしまった
『・・・』
へなへなと今度はゆっくりと尻餅をつく
目の前に大量に倒れている負傷者たちを見て逃げ出したくなるけど
今の私にはそれができない・・・今度こそ腰が抜けてしまいました・・・
(な、なんだったんですか・・・？)
とりあえず・・・助かったんですよね？
『し、死ぬかと思いましたあ〜！』
今まで必死に耐えていた涙が限界を超えぼろぼろと溢れだす
怖かった
怖かった
怖かった！
なんで私あんな人がいる学校に入学してしまったのでしょうっ
というかもう卒業したと思っていましたのにっあの人いくつですか！？
「お、大丈夫か雪代」
『やっ山本ざんっ』
「あー大丈夫じゃあなさそうだな」
彼も部員勧誘をしていたのか、野球部のユニフォームを着ている
「ほんと困った奴なのな」
『うええええっ』
「おー怖かったな怖かったな」
泣きじゃくる私の頭を山本さんはガシガシと乱暴に撫でる
「山本！雪代さん！」
「おーツナ！」
「うわっし、屍の山だ・・・こ、これ全部ヒバリさんが・・・？」
「そ、なんか今日アイツ機嫌悪いみたいでよー
俺たち普通に勧誘してただけなのにな！今ので新入生逃げちまった」
『うええええっ』
「ゆ、雪代さんすごい大泣きだ・・・」
「ヒバリになんか話しかけられてたけど」
『私もうあの人嫌ですーっ！！』
(何言われたんだろ・・・)
(やっぱあの噂本当なのかもな・・・)
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はななん(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます！ちょっとしたことなのですが、命中率より的中率のほうがいいかなって思います (2021年10月18日 11時) (
レス) @page4 id: ccb6d08011 (このIDを非表示/違反報告)
連 - 獄寺とのからみも入れてください (2018年8月1日 14時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 雲雀さんラブです。めっちゃ良いですね！応援してます！ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 667d573e94 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 美香さん» ありがとうございます！ (2018年4月28日 9時) (レス) id: 9097c1bd3d (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 咬みですよー (2018年4月28日 7時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
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