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目の前がグラッとなった気がした
『いけ、に、え』
「・・・でも、安心して、今の所主導権が移動する未来は視えない」
『あなたは、未来が視えるのですか？』
「ええ」
『・・・』
本当に不思議な人
「・・・アルコバレーノ同様
あまりにも、残酷なシステムを作ってしまったと思っているわ」
(虹？)
「・・・理不尽に思うかもしれない、でも、あなたに使命を託したいの」
『使命？』
「あなたの使命はボンゴレリングを守ること、そして鍵を誰にも渡さないこと
特にボンゴレリングは、決して・・・
決してボンゴレファミリー以外の者に渡してはいけない」
『わかりました』
自分でもすんなり頷いたなと思う
彼女も目をぱちくりとしていた
「あの・・・随分と身勝手なことを言っていると思うんだけれど」
『ええ、そうですね・・・生贄とか正直嫌になってしまいます
でも・・・なぜでしょうね』
自分の胸に手を当てる
『それが私が在る理由なんだと、納得したんです』
「・・・」
『時々思ってしまう時があるんです
私はなんのために生きているのか
親に捨てられたからなおさら自分の存在理由が分からなくて
だからいつもそんな気持ちを隠すように神に祈りを捧げ、子供たちと遊んでいたんです
でも、今あなたが私に使命を託して、なんだかスッとしました』
「・・・」
『あなたにお会いできて、本当によかったですセピラ様』
私のこの力は、守るためにあったのですね
『それに、ジョット様たちを守れるのでしょう？
やっと彼らのために出来ることが見つかって嬉しいのです』
「・・・ありがとう」
彼女は席を立ち、マントの下から小さな黒い箱を渡した
「これはあなたのためだけのボンゴレリング」
『・・・』
「ジョットに渡したボンゴレリングとは少し違いますが
でも、これは今以上にあなたに力を与えてくれます
あなたと同様の存在が現れる時、これをその人に継承してください」
『・・・わかりました』
私はその箱を受け取った
「・・・最後に」
彼女は私を見た
「いつの未来かはわからない、でも、決して遠くはない未来です
あなたは、殺されます」
『・・・誰にですか？』
「ごめんなさい、そこまではわからないの・・・でも、気をつけてね」
『・・・』
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かさかさスライム(プロフ) - しゅ、しゅき‥（＾ω＾）乾いた心にじんわりきましゅ‥更新楽しみにまっとりましゅ(*^ω^*) (2018年8月1日 23時) (
レス) id: 28225f04e1 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - アラウディっ！！この展開を待ってました。きっとそうだろうと思ってました。これからも更新頑張ってください！ (2018年7月23日 11時) (レス) id: 1de7f7f4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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