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思わず椅子から転げ落ちそうになった
「おや、アラウディ・・・いつからそこに？」
「久しぶりね」
「ええ、そうですね見ない内に影が薄くなったのではありませんか？」
「・・・君、ケンカ売ってるの？」
「とんでもない」
この二人ってやっぱり仲が悪いのでしょうか・・・
『どうなされました？ナックル様でしたら今はアジトにおられますよ？』
「別に用がなきゃ来てはいけないの」
『へ』
「おやおや」
「ふふふ」
なぜお二人はニヤニヤしているのでしょうか
「・・・そこの二人、何を勘違いしているかは知らないけど
僕は人が少ない静かなこの場所を気に入っているだけだから」
「私達は何も言っていませんよ、ねえエレナ」
「ええそうね」
『？？？』
こっちのお二人は仲がいいですね・・・
「そうだわアラウディ、あなたダンスはできて？」
「・・・できるけど」
『え、できるんですか？』
「なにその意外そうな反応」
『ひっ、も、申し訳ありません・・・！
ただそのぉ、アラウディ様はいつもお一人でいることが多いので
誰かとダンスを踊る想像が全くつきませんでしたから』
「任務で貴族のパーティーに潜入することもあるからね、身につけていて当然さ」
「じゃあ丁度いいわ、この子にダンスを教えてはくださらない？」
『えっ』
「・・・・・・僕が、この子に・・・？」
睨むように私を見るアラウディ様
「嫌だね、なんで僕がこんな鈍臭い娘にそんな面倒なことをしなければいけないんだい」
『どどんくさい・・・はう・・・』
「素直に依頼を受ければいいものを」
「何か言った？」
「いいえ何も、ヌフフ」
アラウディ様は再び私を睨む
「ダンスを覚える暇があるなら戦闘のスキルでもあげたらどうだい」
「カタリナに戦いは向いてないわよ」
「そうですね、彼女の主な仕事は情報収集です
ジョットは彼女を戦いに出すことをなるべく避けていますからね」
『・・・』
「・・・フン、本当は君が戦うのを怖がっているだけだろ臆病者
同じ臆病者でもあのバカのランポウの方がずっと役立っている」
「アラウディ、これ以上妹の悪口は許さないわよ」
「フン」
アラウディ様は奥の部屋へ向かう
「お茶」
『は、はい！！！』
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かさかさスライム(プロフ) - しゅ、しゅき‥（＾ω＾）乾いた心にじんわりきましゅ‥更新楽しみにまっとりましゅ(*^ω^*) (2018年8月1日 23時) (
レス) id: 28225f04e1 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - アラウディっ！！この展開を待ってました。きっとそうだろうと思ってました。これからも更新頑張ってください！ (2018年7月23日 11時) (レス) id: 1de7f7f4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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