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「カタリナ！！！」
『ほぐぇ！！』
教会の前で待っていたお姉様が私を見た途端に飛びついてくる
あまりの勢いに私はお姉様と共に後ろに倒れた
「エレナ、彼女の体は大分疲弊しているのですからそう強く抱きし」
「聖女さまだー！！」
「みんなもいるー！！」
「おかえりー！！」
『うぎっ！』
「きゃ！」
「ああ・・・」
町の子供たちが私達二人の上に飛びつく
「ははは、カタリナは人気者だな！」
「だな」
『うっ、み、みな、さま・・・お気持ちは嬉しいのですが・・・私潰れてしまいます・・・』
「あら、大変だわ！ごめんなさい私ったら」
お姉様含め皆が私の上から降りる
「・・・おかえりカタリナ、あなたが無事で嬉しいわ」
『私もですお姉様・・・』
またこうして生きてお姉様と会えるなんて・・・
きっと主への祈りが届いたのですね
私達とは離れたところで院長が立っていた
彼は涙を流し私に深く頭を下げた
『・・・あの、シスターは』
「自警団のアジトで捕えてある、アラウディが後で組織へ連行するらしいが」
『そうですか・・・』
「シスターいなくなっちゃうの？」
『・・・』
「わるいことしたんだもん当然だよ」
『ええ、そうですね・・・彼女は尊い命を売り物にした・・・それは大罪です』
彼女は罰を受けるべき、だから、当然の結果です
ですが
『シスターとの面会は・・・』
「悪いが・・・」
『彼女はどのように罰せられるのでしょうか・・・』
アラウディ様に聞く
「なぜ聞く必要が？」
『・・・』
「・・・殺しはしない、ただ長い間牢屋に入ることは確定だ」
『そう、ですか』
「当然ね」
『あの、彼女に伝言を・・・
罪を悔いているのならば、主に祈りを欠かさず捧げなさいと・・・
捧げれば必ず、主はあなたをお赦しになると』
「バカなの？罪人にそこまで情けをかける必要が」
『あります
彼女もまた、主がお与えになった尊いものの一つなのですから
彼女が悔いているのであれば私は彼女を許します
そして主に彼女を赦してくださるよう、私も彼女のために祈りを捧げます』
「・・・呆れた・・・何、君・・・気持ち悪いよ」
『エッ』
「そういってやるなアラウディ」
「これがカタリナの魅力の一つだ」
「君達まで意味わからない、理解に苦しむね」
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かさかさスライム(プロフ) - しゅ、しゅき‥（＾ω＾）乾いた心にじんわりきましゅ‥更新楽しみにまっとりましゅ(*^ω^*) (2018年8月1日 23時) (
レス) id: 28225f04e1 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - アラウディっ！！この展開を待ってました。きっとそうだろうと思ってました。これからも更新頑張ってください！ (2018年7月23日 11時) (レス) id: 1de7f7f4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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