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外には同じような倉庫がいくつも並んでいた
「聖女様！Ｇだよ！」
『！』
遠くからでもわかる赤髪
こっちに向かって手を振っているのが分かる
隣にはランポウ様もいた
「ランポウだー！」
「Ｇー！」
自警団の船がある場所にたどり着く
Ｇ様はあたりを見張り、ランポウ様は子供たちを持ち上げ一人一人船に乗せていく
「なんでオレ様がこんな労働しなくちゃいけないんだものね」
「文句言うな、さっさとしろグズ」
「ひっ銃こっち向けないでほしいんだものね！」
文句を言いながらも子供たちを乗せていくランポウ様
以前よりは大分成長したようです
順番を待っていると私のドレスを引っ張る少年
孤児院の子供ではない
『どうかなさいました？』
「いないの・・・」
『え？』
「ぼくの、妹・・・いないの」
『妹？本当にこの中にいないのですか？』
少年は頷く
どういうことだろうか
(もしや・・・私達の他にも攫われた子供が・・・？)
―――「この女を１２番倉庫へ連れていけ」
あの時の会話を思い出す
『・・・妹様の特徴は？』
「あのね、妹はね、髪がブロンドなの・・・それでね僕と同じ目の色で」
『！』
ブロンドの髪を持つ子はよく高値で売られると以前聞いたことがある
もしかしたら、容姿が珍しい人間は別の所に一つにまとめられているのかもしれない
彼の妹以外の子供も・・・もしかしたら
可能性は高い
『・・・』
「あと少しだな、ちゃんと順番守って乗ってけよ」
「ひ〜・・・オレ様もう疲れたものね・・・おいＧ、変わってよ」
「別にいいぜ、敵が来てもてめえが相手することになるがよ」
「やっぱいいです」
「おいカタリナ、ガキ共をちゃんと見とけ・・・カタリナ？」
「あれ、いない」
「あのお姉ちゃんならあっちに走っていったよ？」
「はあ！？何考えてんだアイツ！！」
「聖女様、１２番倉庫にいくっていってた」
「１２・・・？」
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かさかさスライム(プロフ) - しゅ、しゅき‥（＾ω＾）乾いた心にじんわりきましゅ‥更新楽しみにまっとりましゅ(*^ω^*) (2018年8月1日 23時) (
レス) id: 28225f04e1 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - アラウディっ！！この展開を待ってました。きっとそうだろうと思ってました。これからも更新頑張ってください！ (2018年7月23日 11時) (レス) id: 1de7f7f4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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