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各自ポジションにつくためにフィールドの中に入る
『・・・』
「夜月！」
私は夜月の腕を掴み引き止めた
『・・・』
「夜月・・・いったいどうしちゃったの」
『・・・』
「夜月」
腕を放す
すると彼女はなにもなかったかのようにポジションへ向かった
ただどこかをみつめて・・・いや、もしかしたら何も見ていないのかもしれない
まるで空っぽ
なんで・・・
他のプロトコルオメガのメンバーはいつもとは違うけど
それでも自我は持っているように見えるのに
なんであの子だけ
その答えはガンマが教えてくれた
「ザナーク様とミキシマックスしたプロトコルオメガ３.０の力、見せてやろう」
「！？」
「なんだって！？」
「全員ミキシマックスしているというのか！！」
「―――・・・！！」
プロトコルオメガのベンチに座るザナークを睨みつけた
奴は私に気付き、また笑った
「ああ、そいつの言う通りだ
とくにお前と同じ顔のその女、俺は特に気にいっているんでね
他の奴等よりも強力に俺の力を注ぎこんでやったぜ」
まあ、おかげで一言も喋らなくなったがな
今すぐあいつの所へ行って顔がめちゃくちゃになるぐらいに殴り殺してやろうと思った
そんなことしか考えられなくなった私を
「朝日！！」
フェイが止めた
掴まれた腕からフェイの温かさが伝わってくる
そのエメラルドの瞳が、私の怒りでふつふつと燃え上がる心を沈めた
「勝つんだ」
それでも、冷静に見える彼でも
その言葉には怒りが含まれている
「ザナーク！この試合僕たちが勝ったら、夜月を返してもらう！」
「・・・いいだろう」
ザナークは頷いた
「フェイ・・・」
「・・・ほら、朝日！いつもの笑顔はどうしたの？」
「！」
「一人で戦っているんじゃないんだよ」
フェイがそういうと、まわりのみんなも頷いた
「・・・うんっ・・・」
その言葉で、涙腺が淵切れそうで必死に堪えた、そのせいで返事が変に裏返った
「この天才美少女朝日ちゃんと頼もしい仲間たちがおめえらの事なんか叩き潰してやる！」
私はザナークを強く指差した
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紫苑(プロフ) - すみませんすっかりオリフラ忘れていました！教えて頂きありがとうございます！ (2017年8月24日 22時) (
レス) id: 26c430ab18 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめまして！この小説の続きがすごく気になるので、更新期待して待ってます！頑張ってください！！ (2017年8月24日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
あろーら - これイナクロパート3じゃないですか？違ってたらごめんなさい。 (2017年8月24日 22時) (レス) id: e84dbba924 (このIDを非表示/違反報告)
spica。(プロフ) - 二次創作の場合はオリジナルフラグ外さないとまずいですよ。 オリジナル書いてる方々や他の二次創作やられてる方々にも迷惑掛かっちゃいます。 (2017年8月24日 22時) (レス) id: 1802727057 (このIDを非表示/違反報告)
古原湊叶＠夜久さんloveなカルピス(プロフ) - オリフラ外し忘れてますよ (2017年8月24日 21時) (レス) id: 7f312343b0 (このIDを非表示/違反報告)
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