月は共に輝く

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　「すごい・・・」


　 あんな卓越したプレイ・・・太陽・・・


　「僕は待っているよ、天馬」

　「え」

　「君となら、もっと高く飛べるはずだから」

　 そういって太陽は自分のポジションへ戻っていった


　 強い、なんて強さなんだ・・・

　 ううん、強いだけじゃない


　 仲間とハイタッチする太陽

　 太陽は誰よりもサッカーを楽しんでいる


　「これが、太陽のサッカー・・・」

　 ―――お前はあいつばかりみて、あいつのサッカーを全く見ていない

　「・・・！」


　 俺、本当にちゃんと見ていなかったんだ

　 そっか、そうだったんだね太陽・・・！

　「俺、やっとわかった気がする」




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