従兄の大兄さんに紹介されて入居した先はアイドルの住む寮でした (ページ20)

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長月ｓｉｄｅ

　結にお粥を食べさせ

　また眠った後俺は黒月さんと結の部屋を出た

　・・・聞いてもいいだろうか

夜「結って、昔は結構病弱だったんですか？」

大「ん？まぁな、月に１回は風邪を引いていたな

　あいつ今はああだけど、昔はもうちょっと女の子らしかったし

　しかも結構な泣き虫だったんだぞ」

　今の結では想像し難いな・・・

　共有ルームに入るとみんながいた

　さらにグラビのみんなも

恋「大丈夫でしたか！？」

夜「うん、ちゃんとお粥も食べたし、きっとすぐよくなるよ」

始「そうか、隼が叫んでこっちに来た時は何事かと思ったな」

隼「珍しく取り乱しちゃった」

夜「あ、あと結がありがとうだって果物とかのお礼いってた」

葵「そっか」

　皆が微笑む

大「ありがとうな、あいつ運んだり看病してくれたりと」

涙「結は大切な仲間だから・・・」

大「あいつが今ここにいたら照れてるだろうな」

貴女ｓｉｄｅ

貴『ん・・・』

　少し軽くなった体を起こす

　外は真っ暗・・・

　結構寝てたな・・・

貴『・・・！』

　すぐそばで誰かの寝息が聞こえた

貴『長月・・・』

　長月が私のベッドの傍で寝ころんで寝ていた

　・・・もしかして今日一日中看病してたのか・・・

貴『どこまでオカンだよ・・・』

　半分嬉しく思い半分申し訳ないと思う

貴『おーい、長月ーおーきーろー！』

夜「んぅ？・・・！俺寝ちゃってた・・・・」

貴『もう晩飯の時間だろ？私はもういいから、飯食って来いよ』

夜「あ、うん、結は？もう大丈夫？食欲ある？」

貴『熱はもうほとんどないよ、昔から風邪はすぐに治るんだ

　メシはお粥の残り食べるから』

夜「そっか」

貴『ありがとうな』

　長月は私の部屋を出て、晩飯を食べに行った

　体温計を測ると予想通り、熱はもうない

　これなら明日学校行けるな

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