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水無月ｓｉｄｅ
いっくんが帰ってきた
けど
涙「いっくん・・・？」
郁「あ、涙、ただいま」
涙「・・・」
すごく悲しそうな顔をしている
涙「なにか、あったの？」
郁「っ」
涙「！・・・いっくん？」
郁「千歳、元旦の日に事故に遭ってたって」
涙「え」
郁「いま、昏睡状態に・・・」
涙「・・・」
千歳が・・・？
郁「涙ッ、俺、どうすればいいかな・・・・？」
いっくんの、こんな姿、初めて見た
けど、こんないっくんの姿、見たくない
涙「・・・大丈夫、大丈夫だよ、いっくん」
郁「涙・・・？」
だから、いつもいっくんが僕を支えていてくれるように
今は僕が、いっくんを支えるよ
・
・
・
郁「本当はさ、元旦の日から嫌な予感がしてたんだ」
涙「いやな予感・・・？」
郁「なんて言うか、俺と千歳遠くにいてもお互いの気持ちがわかるというか」
涙「以心伝心」
郁「かもね、昔もそういうことがあったんだ、あの日も・・・」
涙「あの日・・・？」
郁「小さい時、俺一回千歳と大喧嘩したことがあるんだ」
涙「けんか」
千歳といっくんが喧嘩している所、想像つかない
郁「喧嘩の内容はもう覚えてはいないんだけどさ、
俺、よっぽど怒ってたのか家飛び出したんだ
そしたら、自分でも帰り道が分からなくなって
気付いたら山にいたんだよ」
涙「や、山・・・！？」
苦笑いをして話の続きを言ういっくん
郁「その時はもう外は真っ暗で、
帰り道はわからないは足怪我して歩けないは
もうだめかと思って俺、ずっと泣いてたんだよ
そしたらさ、千歳が助けに来たんだ」
涙「・・・」
郁「その時はびっくりしたよ、
そこは家からめちゃくちゃ離れたところだったのに
千歳の奴、ピンポイントで俺の事探し出したんだ」
・
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千翔(プロフ) - 12人いても乙女向けになれないあのﾂｷｳﾀ。から感動作が...いっくん大好きです (2017年8月10日 3時) (
レス) id: c5cc808e40 (このIDを非表示/違反報告)
迷い少女 - 画面の向こうに神作がある (2016年8月12日 12時) (レス) id: 10b6338248 (このIDを非表示/違反報告)
ミスウェル・ブラッティーネ - やばい・・・・むっちゃ感動した・・！すっごい泣けました。是非、これからも頑張ってくださいね (2016年7月26日 15時) (レス) id: 77869ffd6c (このIDを非表示/違反報告)
菜々 - いっくんがぁぁぁ！！泣けました…本当やばい…夢小説の中で一番好きな物語です！作ってくださりありがとうございました！次の作品も楽しみにしています！ (2015年11月1日 22時) (レス) id: c312c28ca9 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 涙くんのお話もみてみたいです！！！！ (2015年10月10日 13時) (レス) id: e7ecf987ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫苑
| 作成日時：2015年9月14日 19時
