SNOW《∞》 (ページ10)

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ミルクティーを美味しく飲み終えると、

『夕飯、何食べたい?』

優しく聞かれて、私より隆平くんが食べたい物をと思って

『隆平くんは何食べたい?私、作るよ。』

すると、ぎゅーっとされて

『もう、Aはほんまに可愛くて。優しい子ぉやな…』

私を愛しく見つめながら、

『うーん。どうしよっかな。A、指を怪我してるし。』

腰を引き寄せられて、驚く間も無くキスされて

『あと、Aとイチャイチャしたいから…。すぐに食べれる物がええやろうし。』

甘い感じに、恥ずかしくて。隆平くんの首元におでこをくっつけてると

『Aも考えて…。何食べよう?』

優しい声に、顔をあげると。ニコッとされて

『お顔がりんごさんや…。可愛いな…』

頭をポンポンした後、撫でられていた。

心地よくて、思わず目を瞑ると。瞼にキスされて

驚いて目を開けると、

『A…』

キリッとした隆平くんが居て、ドキッとしていると

抱きしめられて、耳元に低い声で

『はよ、夕飯済まして。お風呂で綺麗になったら、Aの事、味わってええんやろ?』

恥ずかしいから、言葉なく頷くと

ぎゅっとして、

『じゃあ、すぐにデリバリー出来る物を頼もう♪』

ピザを頼むことにして、サイドメニューでサラダとチキン&ポテトも頼んだ。

夕方の早い時間だったから、すぐに届けられて、

ソファーに座って、TVを見ながら。美味しく食べていた。

隆平くんのモグモグ食べてる姿が可愛くて、見つめていると

『ん?Aも、ポテト食べたい?』

見つめてた事に気付かれてなくて、良かったと安心して頷くと

ポテトを差し出されて、受け取ろうとしたら、

隆平くんがパクっと口に入れたから、イタズラされたと思った。

"まあ、いいや”と自分でポテトを取ろうとしたら、急に近付いてきた隆平くんに

キスするように、ポテトの端を口に入れられた。

驚いて動けない。勢いよく、ポテトを食べて私の唇に触れると

口に入ってた、ポテトを取られた。

急な事にビックリして、目を瞑ると。舌を優しく絡め取られた。

どうしたら良いかわからないまま、隆平くんの動きに合わせていた。

身体が熱を帯びた頃、漸く唇が離れて

ゆっくり目を開けると、微笑まれて

『Aは、いつでも可愛いな。こんなに可愛い人は、おらへん。』

『愛してる…』

強く抱きしめられた。