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「 晴矢！ 」
晴「 よっ 」
柵越しの彼。
きっと貴方の身体能力なら超えられるでしょうね
晴「 駄菓子屋で売ってた。これ食ったことねーだろ 」
「 ...ねりあめ？ 」
晴「 これな、こうやって、 」
「 うわ、すごい！ 」
柵を挟んで立って軽食なんて、誰かにばれたら怒られるわね
「 おいしい...！ 」
晴「 だろ！俺はセンスいいからな！ 」
「 シェフ作れるかなぁ 」
晴「 おいシカトすんなよ！ 」
いつまでもこうしていられたらいいのに
「 ねえ晴矢、今度はいつ行っていい？ 」」
晴「 俺はいつでもいいけどよ、お前の方だろ。みんな待ってんぞ 」
「 お父様が出張に行ってらっしゃるときなら... 」
晴「 屋敷中のメイドと執事も行くのか 」
「 うん。だからそのときなら 」
晴「 おし！じゃあそんとき「 A様、こんなところにいらしたのですか！ 」やべっ！ 」
「 あ、そう...猫！猫がいたのよルシアン 」
ル「 また猫ですか、僕が猫アレルギーなのご存知ですよね？ 」
「 ごめんなさい！先に行ってて、すぐ戻るから 」
ル「 承知いたしましたお嬢様、失礼いたします 」
「 お嬢様...あ、晴矢、もう出てきて平気よ 」
晴「 俺また猫かよ 」
「 猫っぽいのは事実でしょう？...そろそろ戻らなくちゃ 」
彼の頬にキスを落としてきびすを返す
晴「 ...ったく、ああいうのどこで覚えてんだよくそ 」
そう言ってることは気付かなかった
だって私も今すごく顔が熱いから
晴矢のくれたねりあめに口をつけると、
優しい甘さが口の中に広がった
振り返っちゃいけない
私たちの恋は、誰にもばれちゃいけない
晴「 俺もそろそろ行くか 」
籠の中の私
先祖代々継がれる名前のせいで、自由なんてない
ほんとはもっと自由に、彼の隣で笑いたい
「 お嬢様なんて、そんな柄じゃないのに... 」
そう呟きながら
大きくて重い、屋敷のドアを開けた
―――――――――
ねりあめ食べてみたい
執事の名前浮かばなくてはとこの名前使っちゃったごめんね(はぁと)←
実は混血なんですわたし(どうでもいい
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桜星(プロフ) - コメント失礼します.私 ゆりあんてぃーさんの作品大好きです!!新作でたので発狂しちゃいました.更新頑張ってください!! (2014年11月17日 7時) (
レス) id: e1ae3a11e4 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 照：Re(プロフ) - 前作の「花火。」も見ました。なんか、全体的にすごく綺麗で素敵ですね＾＾あ、なんか上からですみません（笑） (2014年10月24日 16時) (レス) id: bb3e171dee (このIDを非表示/違反報告)
南野 臨也(プロフ) - とても面白いです！続きが気になる…！更新頑張って下さい！！ (2014年10月18日 9時) (レス) id: 8c9b51a59e (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあんてぃー - みさおさん» 個人的に、好きな人にはとことん苦しい思いをさせたいというちょっとひねくれた性癖なので悲恋ちっくになると思います笑。ありがとうございます(´`)/ (2014年10月18日 9時) (レス) id: e6502a39ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあんてぃー - よもぎさん» 更新お待たせしてしまって申し訳ありません。。ありがとうございます(´`)/ (2014年10月18日 9時) (レス) id: e6502a39ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりあんてぃー | 作成日時：2014年9月8日 19時
