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【五条side】
予めAに出張のことを伝えて、僕と彼女の荷物を用意し、駅で待ち合わせた。
そしてまだ水着が売っているショップへ入り、あれこれ選んでいる内にAが違和感を感じ始めたらしい。
A「出張なのに水着いる?」
五条「うん!いる!」
A「何で?水辺にいる呪霊なの?」
五条「ううん!僕が見たいから!」
A「伊豆行こっか」
五条「ねえお願い!夏が終わる前にAの水着姿見たい!」
A「日焼けするし嫌だ」
五条「海じゃなくていいから!ホテルで着てくれればいいから!」
Aは呆れた顔で「それ意味あるの?」と首を傾げる。
意味あるもん!大いにあるもん!
A「とりあえずその手に取ってる露出度が高そうな水着は却下」
五条「え!?何で!?」
A「そんなヘンタイ染みたの着たくないよ…」
僕が持っている水着のデザインはマイクロとモノキニとプランジング。
これは男の夢だよ!ヘンタイとか言わないで!
……ヘンタイかもしれないけど…。
A「本当はワンピースがいいけど、ビキニにするならせめて布地がもう少しあるやついい。ハイネックとかタンキニとか」
五条「じゃあタイサイド」
A「やだ。悟解くでしょ」
五条「ホルターネック」
A「それも解く」
五条「レースアップ!」
A「絶対解く!否定しないし!」
五条「Aは何言ってるの?」
A「何って?」
五条「水着は脱がすためのものでしょ」
A「目隠し姿で言われたら本格的にヤバい気がするからやめて」
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更紗和金(プロフ) - マリオットさん» 一気みしてくださったとは…とても嬉しいです。こちらこそこんな自己満足作品を読んでいただきありがとうございます! (2022年10月2日 18時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 一気みしました!!すごいです!この小説書いてくれてありがとうございます!! (2022年10月1日 11時) (レス) @page3 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年9月25日 18時