088 ページ44
【Aside】
そ……そうよね…!そうだよね!
普通そういう反応になるというか最早どう反応していいか分からなくなるよね!!
すっごく変な空気なんだけど…!
悠仁くんは驚いているというかショック受けてるというか!
でも実は生きていました!隠してました!なんてことをいきなり言われたらきっとついて行けないから!!
どうしたらいいか分からず固まる悠仁くんのそのままにして悟は少し離れたところで夜蛾さんの隣に立っているご老人の方を向く。
楽巌寺「宿儺の器!?どういうことだ…」
五条「楽巌寺学長ー!いやー良かった良かった」
学長…じゃあ京都校の。
そこそこご高齢に見えるけど現役なんてすごいなぁ。
耳にめちゃくちゃピアスしてるけど、結構ファンキーな人?
悟は手を振りながら楽巌寺さんに近付き、前屈みになりながら何かを伝えている。
五条「びっくりして死んじゃったらどうしようかと、心配しましたよ」
楽巌寺「糞餓鬼が」
会話の内容はここまで聞こえないな。
失礼がなければそれでいいけど。
釘崎「おい」
虎杖「あ、はい」
野薔薇ちゃんがボックスを足蹴にして「何か言うことあんだろ」と悪態をつく。
でも顔を見れば、瞳からは涙が滲み出ていた。
虎杖「黙っててすんませんでした…」生きてること…
きっとホッとしたんだね。
私がそばに寄ると野薔薇ちゃんが抱き着いてきたので背中を擦り、頭を撫でた。
全く、女の子を泣かせるなんて…これは後で悟に説教決定ね。
.
336人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
更紗和金(プロフ) - マリオットさん» 一気みしてくださったとは…とても嬉しいです。こちらこそこんな自己満足作品を読んでいただきありがとうございます! (2022年10月2日 18時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 一気みしました!!すごいです!この小説書いてくれてありがとうございます!! (2022年10月1日 11時) (レス) @page3 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年9月25日 18時