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【五条side】



硝子に言われて思い出した。
ファーマフラーも買ったんだった。

慌てて部屋に行き、クローゼットからマフラーを取り出す。
ダッシュで共用スペースに戻り、無言でAの首に巻いた。


家入「いや…なんか言えよ」

五条「ごめん。買ってました」

A「ありがとう」あったかい

夏油「風邪引いたら大変だからね」


全員準備が出来たから早速出発。

で?


五条「どこ行くの?」

家入「今からなら高幡不動尊の参拝時間に間に合う」

夏油「上手くいけば屋台も出てるよ」

五条「わたあめ…」

A「悟わたあめ好きなの?」


お互い声をかけてないのに気が付いたらAと手を繋いでいた。
それが当たり前みたいに…


ちょっと…嬉しい。


夏油「人が多いだろうからはぐれないようにしないとね」

家入「五条が目立つからはぐれても最悪どうにかなるだろ」

A「背も高いしね」

家入「絶対Aから離れるなよ」

五条「当たり前だろ。誰に言ってんだ」


絶対ぇ手離さねーし。
最悪抱き抱えるか飛ぶ。


五条「なんか温かいのも食べたい」

夏油「ベタに焼きそばとかも売ってると思うけど」

五条「甘いのがいい」

家入「ホント好きだな」

A「大判焼きとかあるんじゃない?」

五条「Aも食う?」

A「ぅえ?い、いいの?」

五条「好きなの好きなだけ買ってやる」

A「そ、そんなには要らないよ?」

家入「逆に困ってるぞ坊ちゃん?その貢ぎ癖どうにかしろ」

夏油「不器用だから仕方ないよ。恋愛初心者なんだから」

五条「オイ。聞こえてんぞ」


好きなやつ甘やかしちゃ悪ィーかよ。
これも愛し方のひとつってことにしろや。


.

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作者名:更紗和金 | 作成日時:2023年12月18日 21時

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