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【Aside】
家入「はいコレ」
A「?何?」
硝子ちゃんから渡された黒い袋。
中を開けて確認したらセットになっている下着だった。
A「はっ…!?」
家入「この間五条に買わせた。そろそろ無いと不便でしょ?」
A「え、あ、あ…はい…アリガト、ゴザマス…」
家入「くふふ…変な意味じゃないんだけど」
A「へっ!?あっ…!」
何変な期待してんの私…!恥ずかしい!
家入「そっかーそんなに五条が好きかー」
A「いや、違っ…!いや!違わなくもないんだけど!そうじゃなくて!」
家入「アハハハハ!必死じゃん」
顔が熱い…なんなら全身熱い…
変な汗も出てきて、この場にいることがすごく恥ずかしくて申し訳ない…。
硝子ちゃんがとても楽しそうに笑ってる。
引かれるよりいいか…?
家入「実はAの方が色々準備出来てる?気持ち的にも」
A「それは…どうかなー?」
前に悟の実家で襲われそうになった時もかなりドキドキしたからなぁ…記憶があるとは言え、実際かなり緊張する。
悟は平気なのかな。平気そうだったか。
家入「まあ、とりあえず無難にデートからね」
A「なんか引っかかる言い方だね?」
傑くんからの電話がなければどうなってたか分からないけど。
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作者名:更紗和金 | 作成日時:2023年12月18日 21時