選択肢 ページ37
…
藤井『移る……って別に俺、あの人の彼氏とかやないし。』
桐山『…何言ってんねん、もうそんなもんやろ』
藤井『ホンマになんにもないって。照史って意外にロマンチストなん?』
桐山『ちゃうわ。』
藤井『えー。じゃあ、あれ?元カノと自分の後輩くっつけて…みたいなプレイ?』
桐山『なんやそれ。その発想に至った流星がすごいわ。』
いや、別に凄ないけどな。
だって、大学の准教授やろ?俺、無職やん。
桐山『なあなあ、相手の男ってどんな顔なん?』
藤井『えっとな、目がキリッとしててなんか、……ちょっとチャラめでなんか、スポーツ科学ななんか専門とか言って……』
…
今までうんうん、と相槌をしていた照史がピタッと止まった。
桐山『…ちょ、……ちょっと待ってや。流星。』
藤井『なんやねん。』
桐山『俺、その人が前も何回か……いや、何回もお見合いしてた話、聞いた事あるかもしれへん……』
藤井『…は?』
桐山『……もしかしてやけど…なんか、A……騙されるんちゃう?』
藤井『…いやいやいや、嘘やろ』
…あんなにイケメンだし、女を誑かして金を取ろうってか
……それは
許せへん…かもしれない
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作者名:ぷよ | 作成日時:2019年3月14日 23時