もやもやもや ページ36
…
藤井side
最近使ってなかった携帯が光った。
なんやと思って出てみると
桐山『お〜、流星。久しぶりやなぁ、元気にしとるか?』
照史が出た。
藤井『おん。…久しぶりやな。』
桐山『相変わらずぶっきらぼうやな〜、Aに愛想つかされんで〜』
藤井『なんでその名前出すねん。』
桐山『あ、もしかして後ろ。いる感じ?』
藤井『おらへんわ。』
桐山『あら、ざんねんやな。帰ってくるまで電話してる?』
藤井『そんな遅くまで話してるん?』
桐山『そんな遅くになるん?あいつ、夜遊びかい。』
藤井『ちゃうちゃう、今日お見合いやって。』
桐山『お見合いぃ?』
スピーカーから照史の声がキンキン聞こえる。
不快やわー
藤井『何驚いてんねん。別に、そんな驚くことちゃうやろ。』
桐山『お見合いの相手は?』
藤井『あー。どっかの……准教授とか…いってたな。』
桐山『へー、優良物件やん。あいつ、結婚するん?』
藤井『知らん。でも、まぁまぁイケメンらしいで。』
桐山『イケメンね〜、それって、流星より?』
藤井『は?』
桐山『あいつも、こんなに色男が近くにいるのに別の男に走るとはな〜?』
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作者名:ぷよ | 作成日時:2019年3月14日 23時