【神童/霧野/狩屋/剣城】俺たちじゃダメですか？【イナＧＯ】

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京介｢...はぁ。｣

Aにバレたら俺が殺される。
そんなことを考えながらも京介たちは中庭にあるテーブルに座りジュースを飲んでいた。

葵｢剣城くんのお兄さん素敵だね。なんか優しそう｣

天馬｢顔そっくりだけど剣城とは大違いだな｣

狩屋｢それは俺も思うー。｣

京介｢...おぃ。｣

葵｢まぁまぁ。｣

葵が京介と天馬な間に入って苦笑をしていると神童が申し訳なさそうな顔をしていた。

神童｢すまないな...剣城迷惑かけて...。なんか夜空浮かない顔してたから心配で｣

剣城｢いっいえ。｣

流石の京介も拓人にここまで言われると怒るに怒れない。

いや、そもそも俺に怒る権利なんてない。
何故なら俺はただの幼馴染なのだから。

霧野｢でも、なんであんなに百面相してたんだ？｣

狩屋｢はぁ？そんなの、夜空先輩が...｣

『...私が何？』

狩屋の背後から声がする。
みんなは顔を真っ青にしてその方向へと視線をやる。当の本人が立っていた。

葵｢先輩！？｣

『葵ちゃんまで...なんでこんな所にいるのよ？...京介...。』

京介｢俺じゃねぇーぞ！！｣

マサキ｢すみません、先輩！！俺が言い出したんですぅ！！！｣

なんか、今にも泣きそうな顔でうるうるとした顔でこっちを見つめてくる狩屋にAは少し後ずさる。

『かっ狩屋くんが...うっ...もういいよ、なんか。』

負けた。
そうAは心の中でつぶやいた。

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