【神童/霧野/狩屋/剣城】俺たちじゃダメですか？【イナＧＯ】

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『きっ霧野くん！？』

Aはさっと顔を逸らす。それもそのはず、昨日の今日なのだから。今日の授業は幸い、体育が二限続いてあり、次の二限は選択授業でお互い選択していた授業が違った。なので、ほぼ今日会うのは初なのだ。

霧野｢...あーえっと...。｣

水鳥｢なんだ、お前ら喧嘩でもしたのか？｣

霧野｢いや、そーゆ訳じゃないんだけど｣

神童｢......。｣

茜｢どこ行ってたの霧野くん？｣

霧野｢んっ？あー購買。はい、これ夜空に｣

『...え？』

袋を渡されてAは袋の中身を出す。

『...プリン？』

霧野｢昨日はほんとごめん！！｣

霧野はAの前に来て頭を深く下げた。

霧野｢事故とはいえ、その女の子にあんなこと...。いや、そんなプリンとかで許されるとかも思ってねぇーんだけど...えーと...だから本当にすまなかった！！｣

Aはきょとんとして、下を向いた。

霧野｢...夜空？｣

『ぷっあはははっ挙動不審過ぎ。そんな怒ってないよ。むしろ昨日は私も殴ちゃったし...それにキスなんて一回しようが100回しようが一緒だし...うーんともかく大丈夫！！』

霧野｢そっか...いや、女の子がそんなんでいいのか！？｣

水鳥｢...おぃ、霧野もしかしてAが可愛いからって無理やり｣

茜｢...卑猥。｣

蘭丸｢こらこらこら！！！誤解だって！！あれは事故なんだって事故！！｣

霧野は2人に説明すると水鳥と茜は一斉に｢｢つまんなーい｣｣と呟いた。

霧野｢何がつまんないだ！！｣

『...あははっ仲良いな。』

神童｢...。｣

茜｢シンサマ...どうかしたの？｣

神童｢んっ...いや、なんでもない。｣

茜｢...そう。｣

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