年末 ページ35
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着物をママに着付けて貰った。
美容師なので着付けもお手の物だ。
髪もアップにしてくれて、なんだかいつもの自分じゃないみたいで照れくさい。
｢Aちゃんは本当になんでも似合うわ〜、流石ママの子ね｣
｢それ、遠回しに私が綺麗だから娘も綺麗って言ってるようなもんだよ｣
｢そう言ったのよぉ〜｣
確かにママは未だに20代と見間違えられるくらいに若々しくて綺麗だ。
私と歩いてても姉妹と間違われるくらい。
にゃ〜ん
可愛い猫なで声でやって来たのはウチで飼っている可愛い猫のマルだ。
｢ねぇ、マル似合う？千冬君に可愛いって言われるかな？｣
にゃ〜んっと鳴くマルに(きっと似合いすぎて褒められるよ)って言ってるって都合のいい予測変換をする事にした。
ピンポーン
家のインターホンが鳴った。
きっと千冬君が迎えに来てくれたのだ。
ガチャと家の扉を開けると袴を着た千冬君が居たのだ。
(めっちゃ格好良い〜っ!!)
千冬｢っえ…可愛すぎない？｣
｢千冬君もかっこよすぎるよ。｣
2人とも顔を真っ赤にして照れている。
恥ずかしい、緊張の空気が流れて少し照れくさい。
千冬｢……んじゃ、行こうか｣
千冬君は顔を真っ赤にしながら沈黙を破った。
そして自分の手を私の方に差し出した。
(ふわああ、いつもより緊張しちゃう)
その手をゆっくりと握った。
2人は神社までゆっくりと歩き出した。
｢屋台とかあるかなー？｣
千冬｢ありそう｣
｢ベビーカステラ買って帰ろうよ｣
千冬｢お、食いたい｣
｢ち……｣
千冬｢ん？｣
｢千冬くんの家に…泊まってもいい…かな？｣
隣のAを見ると顔が真っ赤になっていた。
(んだよコレ…良いってことなのか…？それとも深い意味はないのか？)
千冬｢………おう｣
｢!!……うれしい｣
あーー、考えるのやめよう。
隣で本当に嬉しそうに微笑むAを見ると下心とか欲望とか丸出しのオレがかっこ悪い気がする。
(けど…我慢出来るのかオレ)
(………よしっ、言えた！)
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茜８９ - やっぱ千冬は何をしてもカッコイイなー！(その反面可愛いし)この作品と千冬とちゅんさんが大好きです！更新頑張ってください！！(ちょいエロ系好きっス←) (2021年7月11日 0時) (
レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 雪見大福さん» 私も青春したかった… (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 椎さん» 大好きって嬉しいです！これからも頑張りますね！！ (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 郁乃さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - やべ青春だぁ…いいなぁ (2021年6月26日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年6月16日 13時
