【WT】三雲修の姉は迅悠一の彼女で最強 (ページ5)

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4話ページ5

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ネイバーの大規模侵攻についての話は聞いた。
それがもうすぐ起こるという事だ。

私は玉狛支部の屋上にやってきた。
何か〈匂う〉

スンッと鼻の奥にくる匂い
携帯を取り出して忍田さんに連絡をする。

『来ますよ』

伝えたと同時に無数のゲートが発生した。
無数のゲートからは沢山のトリオン兵が出現した。

『トリガー起動』

Aのトリガーの服は実に合理的だ。
布面積が少ない。

チューブトップに短パンでブーツ
簡単に説明するとこんな感じだ。

髪の毛はお団子になっている。

「聞こえるか、A」

『はい、忍田さん』

「トリオン兵は、西・北・北西・東・南・南西の6方向だ。オマエは北を頼みたい」

『承りました。』

電話を切ろうとすると「待て待て待て待て、Aは本部の守りを優先させろ」と鬼怒田開発室長が忍田さんに声をかけていた。

「本部には太刀川がいます。それよりも住民が心配です。」

「うむ…それなら…」

私はその言葉を聞いてきたに向かった。

『うーーーーん、困ったな。』

北地区で三十体以上のトリオン兵を倒した。
殲滅には成功したが、被害が大きくなってしまった。後で怒られるかもしれない…

無線を忍田さんに繋いだ。

『忍田さーん、片付けましたよ』

「流石だな、A」

『何処へ応援に行きましょ………何この匂い』

殲滅させたところから色つきラービットが数十体現れた。

「どうしたのだ！A」

『忍田さん、すみません。まだ応援に行けそうにありません。』

Aは手からアステロイドを出す。

「何が…」

『新型ラービットが30ほど追加されました。たぶん足止めでしょう』

「応援を入れるか！！？？」

『ハハ…まさか、5分でケリつけます！！』

『アステロイド！！！』
ラービット向けて撃つ。
硬いラービットの外側をしっかりと貫通して核を壊していく。

煙の中から6体くらいは生きてきた。
多分学習能力があるのだろう、そのモノ達を他のラービットが庇ったようだ。

『ふーん…そーゆう仲間意識もあるのね』

『レイピア』と呟いて手に細い県が現れた。
見た目ではすぐに折れてしまいそうだが、Aの1番の武器はこれだ。

ｼﾞｼﾞｼ
無線から迅くんの声がする。

「A、悪いけど後3分で終わらしてこっち来てくれ」

『彼氏の頼みじゃ仕方ないね…1分よ』

Aはレイピアを使ってラービットへ攻撃を仕掛けた。

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