はー ページ10
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『花、止めて』
「はい」
花がランボを止めた。
Aの視線の先には公園でたむろする男達
遠いが「やめて」と叫んでいる女の子の声が聞こえてくる。
『待ってて』
Aは車を降りてその場所に近づく。
するとソコにたどり着く前に雑魚そうな男に道を阻まれた。
「おぉっと、この先は立ち入り禁止だよ」
「よく見ると可愛いじゃん」
「オレらと遊んでかない？」
男がAの肩に手を置く。
しかしその男は、その瞬間「うわぁ！！」と言う男の悲鳴と共に吹っ飛んで行った。
「総長に触んじゃねぇよ」
男を蹴り飛ばしたのはマナカだった。
その騒ぎを聞き付けて、奥に居た奴らもコチラへやって来た。
20人くらい居るようだ。
「なんだなんだ」と近づく男の先にはブルーシートを地面に敷かれて居るだけの上で、女の子が襲われているようだった。
その目の前には男がボコボコになりながらその様子を見さされている。多分彼氏だろう。
『気ぃ悪い奴らだな』
Aがボソッと呟くと主格であろう人物がコチラにズボンを直しながら近付いて来た。
「何やってんだよ」と呟きながら私を見るとニタニタと気持ち悪い笑みを浮かべていた。
「お嬢さんも参加する？」とガハガハ笑う気持ち悪い奴に私の堪忍袋の緒は切れた。
私は、気付いたら隣にいる男に回し蹴りを喰らわしていた。
その男はズサササササと地面に擦れる音と共に男は吹っ飛んで行った。
『私の彼氏のシマ(渋谷)で好き勝手やってんね。アンタら何処のチーム？』
私がイライラしながらチームの奴らに近づくと、私を見て思い出したように喋り出すやつが居た。
「っ…、彼氏のチーム…まさか…ピンクのインナーカラー…そして可愛い顔立ち…！！」
「お…オマエ、原宿の魔性の女…Femme Fataleの総長Aか！？」
男たちは少しビビっているようだった。
ココで下手に手を出せば〈無敵のマイキー〉〈原宿の魔性の女A〉〈六本木の灰谷兄弟〉3つのシマを敵に回す事になるのだ。
「っ…行くぞ！！」
男達は流石にマズいと思いその場を後にした。
Aはマナカに『救急車を呼んで』と指示を出して女の子と男の子に近づく、
女の子は意識が無いようだった。
男は「佐野さんの彼女さん…」と半泣きな顔をして私を見ている。
『辛かったね、目の前で彼女がこんな姿にされて』
私はマナカに特攻服とジャケットを持って来るように指示した。
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ちゅん(プロフ) - ゆたさん» へへへへへへへへへ！！女の子のチームはバイクじゃなく車が良かったの♡ありがとう！！ゆたちゃん！！ (2021年10月8日 0時) (
レス) @page6 id: edf2c1c497 (このIDを非表示/違反報告)
ゆた(プロフ) - 設定からもう好きです。頑張ってください！！！！！() (2021年10月7日 23時) (レス) id: acb47aa965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年10月6日 10時
