さー ページ5
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『社長から今月の振込あったー？』
Aはコーヒーを飲みながら運転している子に話しかける。彼女はAの運転手兼Famの会計係だ。
バックミラーからコチラに目線をいれて「ありましたよ。」と返事をする。とても優秀だ。
「ねぇ、渋谷に何しに行くの？」
『へ？私の愛しの彼氏に会いに』
「_____ﾊｧ､変な事に巻き込まれませんように」
マナカがため息をつく横でAは携帯を出してに電話をかける。
心做しかルンルンしているAの顔を見つめる副総長と運転手、
(_____黙っていれば可愛い、喧嘩してなければ完璧な美少女)
2人とも思う事は同じみたいだ。
『マイキー？もう着きそうだよ』
「悪い、どら焼き買ってから行くから先見てて」
『_____ほい、手を出さないように頑張るね！』
「程々になー」
マイキーとの電話を切る。
〈手を出さないように頑張る〉彼女なりの決意表明だったのだが、その言葉は到着と共に打ち砕かれることになったのだ。
「ｸﾞﾊｧｯ………ってぇな！！！何すんだ！！！」
『東卍がカッコ悪いことしてんじゃねぇよ！！！』
ピンクの特攻服を着て仁王立ちをしている彼女は、自分より倍くらいデカい人を思いっきり蹴り飛ばしたのだ。
その人に殴られていた金髪の男の子は呆気に取られた顔をしている。
「おい、アレって総長の嫁の…」
「マジかよ！！って事は〈原宿の魔性の女〉柚木Aさんっ！？」
「めちゃくちゃ美少女じゃねぇかよ！！！」
周りがザワつく、
そんな彼女が倒れている男を蹴ったのには理由があった。
10分前、彼女はランボルギーニで待ち合わせの公園に着いたのだ。
入口で彼氏であるマイキーを待っていたのだが、中々来ないため先に公園の中へ入る事にした。
もちろんマナカも連れて。
するとそこでは東卍らしき人達が1人の金髪の少年を殴っていたのだ。
1番端っこにいた男に優しく〈脅しながら〉何をしているか理由を聞いた。
すると「喧嘩賭博です…ﾋｨ…そして、そのツレの代わりにあの金髪が…っ」と教えてくれた。
つまり仲間の代わりに彼が志願して喧嘩賭博の首謀者〈キヨマサ〉って奴とタイマンをしてるらしい。
「引けねぇんだよ！！引けねぇ理由があるんだよ！！東京卍會キヨマサ、勝つには俺を殺すしかない」
言っている金髪の彼を何故か私は気に入ってしまった。
そう思った時には足は走り出していたのだ。
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ちゅん(プロフ) - ゆたさん» へへへへへへへへへ！！女の子のチームはバイクじゃなく車が良かったの♡ありがとう！！ゆたちゃん！！ (2021年10月8日 0時) (
レス) @page6 id: edf2c1c497 (このIDを非表示/違反報告)
ゆた(プロフ) - 設定からもう好きです。頑張ってください！！！！！() (2021年10月7日 23時) (レス) id: acb47aa965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年10月6日 10時
