じゅっにっ ページ14
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「なーに言ってんだよ、その為に集まってんだろ？」
私とパーちんの会話を聞いていたマイキーがコチラにやって来た。
そんなマイキーを見て「ありがとう、マイキー…」と呟くパーちんの顔を見る。
虫の居所が悪い？それよりも何処か不安を覚えるような顔をしていた。
「さーて集会始めるか、ケンちん」
「オラ！！集まれテメーら！集会始めっぞ！！」
マイキーは「待ってろ」と私の頭を撫でてから神社の方へ歩いて行った。
私は『よっ』と車から降りる。
隣に居た花が「どこ行かれますか？」と話しかけてきたので『ちょっとそこまで』と伝えてから歩き出した。
不安そうにする花にマナカは「平気、平気_____たぶん、」と声をかけていた。
『はい、初めまして』
立ち止まり女の子達が溜まっているフェンス前に歩いて来た。そこには東卍のメンバーが連れて来た女の子達が沢山いる。
私を見て少しザワついている「誰あの女」とか「さっきマイキーくんの横にいた女？」という声が聞こえる。
「あれ、Aじゃん」
『よっ、エマ』
その中に居たエマが話しかけてきた。
エマとはマイキーを通じて出会った友達だ。
「なんでなんで？集会なんて初めて参加したでしょ」
『んー、マイキーに言われたのと……牽制』
チラッとたい焼きの袋を持っている3人の女の子のグループを見つめる。
明らかマイキーに渡そうとしているのだろう。
最近「東卍のメンバーが連れて来た子達がたい焼きくれるんだよなー」とか呑気に言ってきた彼氏が居たのでね。
あの鈍感の代わりに牽制しとかないとね。
「牽制ってウチらの事？」
そう言ってギャルな女の子2人が私に話しかけてきた。
「や、やめなよ」と止めているたい焼きの袋を持った女の子、制服はエマと同じだからマイキーと学校も同じなのだろう。
そこで〈やんちゃな男の子〉に惹かれるってやつ？
マイキーの事を好きになったのだろう。
『はは、他に誰がいんの？』
思いっきり私にガンを飛ばしてくる女にガンを飛ばし返してやった。
流石にビクッと身体を強ばらせる女の子達。
たい焼きを持った女の子なんて半泣き状態だ。
「ウザ、ちょっと可愛いからって調子に乗んなよ？！」
『乗ってないけど？』
「ガン飛ばしてくんなよ！！」
女の子達は私を見下ろすように立つ。
エマが「ちょ、やめなよ！！」と言っているが聞こえない。
いや、聞こえないフリをしている。
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ちゅん(プロフ) - ゆたさん» へへへへへへへへへ！！女の子のチームはバイクじゃなく車が良かったの♡ありがとう！！ゆたちゃん！！ (2021年10月8日 0時) (
レス) @page6 id: edf2c1c497 (このIDを非表示/違反報告)
ゆた(プロフ) - 設定からもう好きです。頑張ってください！！！！！() (2021年10月7日 23時) (レス) id: acb47aa965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年10月6日 10時
