2話 ページ2
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「Aこちらに来なさい」
『はい。無惨様』
Aは無惨の元に近寄った。
無惨はAの手を引き自分の布団へと押し倒した。
「あぁ、お前は本当に美しい。15歳にしてこの美しさは永遠であるべきだ…」
無惨はAの着ている服にっそっと手をかけた。
服を一枚一枚はだけさせ、Aの白くて美しい肌が露になる。
「さぁ、口を開けるのだ。」
『はい。無惨様』
「美しく強くあれ。お前は私の最高傑作だよ」
無惨は自分の手を傷つけAの白い肌に血を落とす。
そのままお腹から胸、鎖骨と上がっていき、Aの口内に自分の血をたくさん入れた。
そして一言「飲むんだよ」と無惨はAを見つめながら言う。
Aはゴクッ、ゴクッと喉を鳴らしながら与えられた無惨の血を飲む。
「溢れてるじゃないか」
『申し訳ございません…』
Aは口から溢れた血を手で拭い、舐めるように口に運ぶ。
それを見て無惨は満足そうな目をAに向けている。コイツは本当にイカレテル。
私のこんな姿を見て満足しているのだ。
『ありがとうございました。お風呂に行ってきます』
「A、お風呂を出たら仕事だよ」
『仕事…』
「そうだ。仕事だよ」
『分かりました。』
自室に入り、すぐに着ていた服を脱ぐ。
Aは即座にお風呂に入り無惨の血が付いた身体をシャワーにて洗い流す。
(汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い)
強く肌を擦り少し赤くなる肌。
嗚咽がでる。
無惨の血を飲むと無惨に精神が持っていかれそうになる。
私が私じゃなくなりそうな感覚になる。
『お館様…私は…Aは必ずやり遂げます…』
(私は産屋敷に仕える者。しっかりしろ…しっかりしろ…)
シャワーを浴びながら人知れず涙を流す。
そして思うのは師範である彼の事、、
そして……お館様………
私は必ず平和の為にやり遂げてみせます。
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天ヶ瀬(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです最高です、、、😭😭 (11月9日 12時) (レス) @page17 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
笹音 - 更新待っています! (2021年10月23日 16時) (レス) id: cf55aa82ad (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2021年10月23日 11時) (レス) @page17 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
凪砂(プロフ) - 凄く良かったです!更新頑張って下さい!応援してます! (2021年10月15日 14時) (レス) id: 6f72d47d53 (このIDを非表示/違反報告)
花橋りな(プロフ) - 更新待ってます! (2021年10月9日 13時) (レス) @page16 id: 5c2392d27e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2021年9月27日 10時