22話 ページ23
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タケミチくんはキヨマサさんに勝ったのだ。
しかし手を刺され、体力はなくボロボロになっていた。
｢ヒナ…エマちゃんとAちゃんと逃げて…オレらだけなら何とかなるから…頼む！！｣
｢…っ！！わかった｣
｢ヒナ行くよ！……タケミチくん、龍宮寺くん待ってて｣
私達3人は邪魔になるから一旦そこから引くことにした。
そして救急車と警察を呼んでから戻る事にした。
｢大丈夫だよね…死なないよね…｣
｢エマ！しっかりしなさい！！｣
｢今は早く警察と救急車が……あ、きた！！｣
そしてそのまま救急車にドラケンを乗せて後処理は警察に任せる事にした。
私たちはタクシーで病院へ向かう事にした。
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病院に着いた時には龍宮寺くんは意識不明、心肺停止状態だった。
みんながやるせない気持ちのまま立ち往生している。
｢A…っ…ひっく…怖いよぉぉ…｣
｢大丈夫よエマ、龍宮寺くんを信じて｣
｢ぐずっ…｣
そこから三ツ谷くん、ぺーやんくん、佐野くん、真城さんが病院にやって来た。
説明はタケミチくんがしている。
タケミチくんから説明を聞いた佐野くんは私の元へゆっくりやって来た。
｢A大丈夫か？｣
｢私は大丈夫。｣
｢…エマ、心配すんな。ケンチンはオレと天下獲るって約束してんだ守れない約束はしねぇ。だからケンチンを信じろ｣
｢マイキー……うんっ｣
待合室の椅子にエマを座らす。その隣に私とヒナちゃんが座る。
｢ドラケン…頑張れ…っ｣
｢スノーも心配すんな。ケンチンは大丈夫だ｣
｢マイキー……もう誰かを失うのは嫌だよ…｣
｢大丈夫、大丈夫だから｣
スノーはゆっくりとマイキーの腕の中に収まった。
そして普段の凛々しさとは違い、普通の女の子として声を抑えて泣いている。
それをしっかりと抱き締めてポンポンと背中を撫でる。
ウィーン
手術室の扉が開いて先生が出てくる。
その音とともに皆は緊張した面持ちで立ち上がる。
結果を聞くまではシンっとしている。
｢一命は取りとめました。手術は成功です｣
その先生の声と共にみんなが泣きながら｢よっしゃあああ｣と叫びながら喜んでいる。
｢良かった…良かったよマイキー…ひっく｣
｢あぁ、良かった。本当に｣
マイキーくんは真城さんをなだめている。
(見たくないっ…)
｢A〜〜うぅぅ……ひっく｣
｢良かった…龍宮寺くん｣
私はエマの背中を撫でる。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆる - あぁぁ神作です…続き読みますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2021年11月17日 2時) (
レス) @page35 id: 9b99a694b1 (このIDを非表示/違反報告)
哀 - 性癖ぶち抜かれました…。一虎くんの主ちゃんに対する愛が良き、。主ちゃんもっと病んでくれてもええんやで？()この作品神だ､。これからの展開が楽しみです。頑張ってください！応援してます！ (2021年8月12日 0時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - タカちゃぁあ"ん(>_<)タカちゃんもドラケンも、出来る男ですね(>_<) (2021年8月11日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 最高すぎます！更新待ってます！真冬ちゃんの切なさが、、、。でも真冬ちゃんの悪女感まってます！ (2021年8月10日 11時) (レス) id: 98960ac31e (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 麗さん» 何処でしょう？(T_T)少し修正はしたのですが、、、、 (2021年8月10日 2時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年8月4日 11時
