彼なりの愛情表現、？【青】 (ページ14)

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濵ちゃん先輩ページ14

小瀧｢…それは、Aが悪いやんけ！確かに口は悪いけど、間違ってないやん！」

「…でも、私より山下さんがいいみたいだし…流星におんなじ気持ちさせてやる！だから、協力して！」

小瀧「ってか、それただの嫉妬やんか。…まぁ、ええや。あいつ、焦ってるところとか見たことないし！流星のこと嫉妬させてやるか！」

「え、小瀧ほんと？！もう、小瀧が親友で良かった～」

小瀧「は、そんなん知っとるわ！んじゃあ俺の大好きな大好きな、濵ちゃんに頼むで！」

あ、濵ちゃん先輩やから、と付け足す小瀧。

ええ、知らない先輩かあ、心配

小瀧はスマホを取り出してメッセージを送ると直ぐに返信が来た。

小瀧「濵ちゃん、直ぐ来れるって！」

そういうと本当に3～4分で背の高い人が来た。

小瀧も流星も高いけど。私より高いのは高い。

なーんか雰囲気お兄ちゃんって感じだな...

優しいって言うのがもう雰囲気で分かる。

濵田｢よお、のんすけ、なんか面白いことするんやって？？｣

小瀧「この人は濵田崇裕って言うんやで！濵ちゃんって呼んでやってや！俺の幼なじみやねん！」

「よ、よろしくお願いします！」

小瀧「ってことで、濵ちゃん、Aの彼氏の流星を妬かせるために協力してやって！」

濵田「へ、流星ってあれやんな。藤井流星！動く彫刻って呼ばれてるやつやろ！？、え、俺そんなイケメンさんのかわりすんの！？無理無理！！」

え、流星って先輩たちの中でも有名なのか、そんな人と付き合ってるなんて、ほんとになんでだろ

｢そんな事言わないで、濵田先輩、お願いします！｣

濵田｢いやや！｣

｢ええ、｣

え、断られたよ？小瀧、どうしたらいいの？

濵田｢濱田先輩って嫌や！濵ちゃんって呼んでや！｣

え、そこ？ほんとに先輩？見た目はお兄ちゃんみたいなのに言動が完全に小学生だ...

｢濵ちゃん、よろしくお願いします｣

濵田｢んふ、分かった。こんな可愛い子に濵ちゃんって呼ばれるのええな～｣

……やっぱり可愛い

濵田｢あ、せや。明日からはなるべく一緒におるようにしよな。朝とか迎えに行くつもりやけど大丈夫？｣

｢あ、大丈夫です！お願いします！｣