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31話 ページ33

「猫が嫌い



ってお前、人生の半分は損してんじゃねーの?」



白いお猫様を抱き上げて、道を進みながら言った


少し明るい場所に出たため、男の子の容姿がはっきり見えるようになった




薄めの金髪で後ろは刈り上げている

瞳は翡翠色

綺麗な緑だなと思った


...この前から画面偏差値高い方としか会ってない気がするんだけど


何かの呪い?




『...猫が嫌いなんじゃない、生き物が嫌いなんです』


「尚更だわ


ほら、少しでいいから触ってみろよ」



『ほう、流石不良様
私にタヒねと言いたいのですね?』



「なんでだよ」


『...そんなことしてる場合じゃないんですよ
早く、家に帰らないと、』


焦った様子を見せると、不良くんは何かあると感じたのかゴクリと息を飲んだ





『私の貴重な睡眠時間が減ってしまうんです...!』


「...はぁ?」


『はぁ?ってなんですか


ていうか、早く案内しろy...ください』


最近タメでしか話してなかったため段々口調が戻ってきたんだが


大変だどうしよう困った



「今の聞き逃してねーからな


てか、家までの帰り道って携帯で調べたらすぐわかるんじゃねーの」


『私携帯持ってないので』


「んな嘘つかなくていーから
調べ方わかんねーなら最初から言えよ」


出せ出せと言わんばかりに手をひらひらさせる



『もってねーって言ってんじゃないすか

なんなら荷物検査します?』


すると急にぶわぁっと顔が赤くなった不良くん


「じょっ...女子のカバン中見れるわけねーだろ!?」


『あ、はい』


すごくピュアな方でした

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緋翠風香 - 梅原裕さん» 1番好き...!?やる気しか出ません 笑ありがとうございます!! (2021年7月28日 14時) (レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
梅原裕(プロフ) - 東京リベンジャーズの夢小説の中で一番好きです!自分のペースでいいので更新頑張ってください! (2021年7月28日 11時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
緋翠風香 - あいかさん» そんなことを言っていただけるとは...!夜眠れるように更新頑張りますね笑 (2021年7月27日 13時) (レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 更新されるのが楽しみすぎて夜も寝れません笑笑 (2021年7月27日 1時) (レス) id: 2af93ccd4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋翠風香 | 作成日時:2021年7月25日 13時

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