17話-過去編- ページ19
何年前だろうか、
信号のない道路を渡っていた
後ろからの衝撃で前に倒れたが、幸い怪我はない
まだ幼かった私はそれでも泣いてしまっていた
さらに、目の前に見えるのは父親
血まみれの、父親だった
その父親を支えるのは道路の先に止めてある車から出てきた人
少しして、私が車にひかれそうになった所をお父さんが助けてくれたんだ
そう理解した
でも父親は全く動かない
『おとー、さん？ど、どうしたの？
からだが、こおりみたいにつめたいよ、？
おかおも、けがしてる、びょーいんいかないと
おとーさん、なんで目をあけないの、？
わ、わかった、！おかおのけががいたくて、いたくて、あかないんでしょ！
いたいのいたいの、とんでけー！
いたいのいたいのとんでけー！
どう？いたくないでしょ？
あ、あれ？まだいたいのかな...
いたいのいたいのとんでけ、！
...いたいの、いたいの、とんでけ、
い、いたいの、いたいの...とんでってよぉ』
そこまでいうと耐えきれず、涙が溢れた
その瞬間、両手から黄色の光が出たんだ
それは春みたいに暖かい光で、冷たい父親を暖かくしてあげられると思った
『おかお、あったかく、ね？』
数秒後、父親の顔は綺麗な肌をしていた
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緋翠風香 - 梅原裕さん» 1番好き...！？やる気しか出ません 笑ありがとうございます！！ (2021年7月28日 14時) (
レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
梅原裕(プロフ) - 東京リベンジャーズの夢小説の中で一番好きです！自分のペースでいいので更新頑張ってください！ (2021年7月28日 11時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
緋翠風香 - あいかさん» そんなことを言っていただけるとは...！夜眠れるように更新頑張りますね笑 (2021年7月27日 13時) (レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 更新されるのが楽しみすぎて夜も寝れません笑笑 (2021年7月27日 1時) (レス) id: 2af93ccd4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋翠風香 | 作成日時：2021年7月25日 13時
