怒ってる ページ35
・
ー ごめんな
謝らないで
ー 俺はずっとAのそばにいるよ
うん、分かってる
ー 俺は復讐なんか望んでない
……うん
ー だから…Aのしたいようにしてね
………うん。ありがとう、兄様
『…ん……』
真希「っ…!起きたか!?」
『………真希…?』
真希「……ハァ…ホントに、死んだかと思った…」
『……私、何日…』
家「丸3日」
真希「!硝子サン」
家「悪いけどちょっと席外してくれる?診なきゃいけないから。あと…五条呼んできて」
『…硝子』
家「………私は、Aが死ぬのとか…本当に嫌だ」
『……』
家「柄にも無く…虎杖が背負って来た時、心臓が止まるかと思ったんだ。怪我をしたら、私が治すよ。もちろん治す。でも…死んだら、意味ない」
『…ごめん』
家「Aは強いけど…人間で、不死なんかじゃない。無理しないで。……親友を失いたくないから」
『…うん、ごめんね』
家「…分かったならいいよ。体調は?傷はふさがってるよね」
『大丈夫だと思う。……あのさ、硝子』
家「ん?」
『生まれ持った病気って…治せる?』
家「…………は?」
バンッ
『!悟…ダメよ、ドアは静かに開けないと』
五「…………そうだね、ごめんごめん!!つい、うっかり☆」
…うわ……これ
五「Aがさ、僕に次ぐ“2番目”とか言われてるあのAがさ!!僕が出張中に死にかけてるとか聞いてさ〜!いや、面白いな〜って思って急いで帰ってきたんだよ!!最近そんなこと無かったじゃん?面白くて面白くて……」
凄い、怒ってる
『…大丈夫よ、悟。生きてるから』
五「…………ほんとに、冷たかったんだ」
『…うん』
五「いつものAの体温じゃなかった。血も、沢山出てた。…僕が駆けつけた時には硝子に治療される前で…みんな泣いてたり、心配してたり、騒いでたり…怖かった」
『……ここに、いるよ』
五「…ほんと、やめてよ……心臓に悪いから」
『うん、ごめん…つい、ヘマしちゃって。……ねぇ、悟』
五「?」
『分かったよ……私は悠仁を殺せない。守る側だった』
五「!………でしょ?」フッ
672人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sou(プロフ) - ここまで素敵なお話を書いて下さりありがとうございました! (2022年2月24日 15時) (レス) @page36 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 灰桜さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。できれば五条悟オチでお願い出来ますか?応援してます。 (2021年3月31日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 灰桜さん初めまして、この小説は恋愛の五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月24日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
灰桜(プロフ) - るかさん» ありがとうございます(*^^*) (2021年1月4日 10時) (レス) id: 0e3a4f8013 (このIDを非表示/違反報告)
るか - おもしろかったです。続き楽しみにしてます。 (2021年1月3日 22時) (レス) id: 37156010ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:灰桜 | 作成日時:2021年1月1日 18時