彼の空は青かった part3【アルスマグナ】【泉奏】

137曲目 ページ44

司会「さぁーーてやって来ました！生徒会主催の参加形イベント！
その名も『繋いだまんまで行っちゃって☆二人一組クリアゲーム』！！」

イェーーイ！と騒がしい周りの人だかり

休憩に入り、食事を済ませたあと集合場所に集まれば
既に多くの人が既にスタンバイしていた

裕太君が言っていたイベントに参加しているのだが、人の多さに圧倒されつつある

広い校庭にマイク音が響いて注目が集まっていた

司会「ルールは至って簡単！
二人一組で手を繋ぎ、縛ってもらいます！
そのまま学園内にいくつかあるチェックポイントをクリアしてもらい、一番早く校庭に戻ってきたチームが優勝！」

朝礼台で話す司会者は生徒会の人で
普段会長の隣にいる人

真面目かと思いきや、イベント事が好きな様で、テンションが異常に高い

そんな、ハイテンションの声は聞こえないが
隣にいる彼らの声なら読み取れた

アキラ「楽しそうだな！」

『うん。大変そうだけどね』

ケント「案外人が多くてさ、先生驚いちゃったよ」

奏「なんか景品が凄いらしくて、人が集まった見たいですね」

奏君の話によれば景品目当ての人が多数で、高齢の方からちびっこまで参加枠は指定無しの様子

司会「ではでは早速ペア決めです！
これだけの人数が居るので少々時間は掛かりますが、我慢していただきますよ！
ペアは男女学年年齢を問いません！ですから、相手の事を考えて挑んで下さいね〜」

ペア決めは裕太君が差し出したあの紙をくじにするらしく、
名前を書いたものが生徒会役員から集められていた








裕太「宜しくお願いしますね！Aさん！」

『うん。ゲーム中はあまり喋れないかもしれないけど宜しくね』

裕太「任せてください！えへへ」

数十分後

参加者全員のペアが決まり、騒然とするなか私は裕太君とペアになっていた

他のアルスメンバーは

奏君はウィト君と

アキラ君は2Aの委員長と

タツキ先輩は巽と

先生は……


桜と

司会「それでは間もなくスタートです！くれぐれも、お怪我の無いよう気を付けて下さいね！

最初のチェックポイントは『家庭科室』！

それでは……スタート！」

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