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＊
二人っきりの世界するために
学園の生徒、みんなから君の存在を消そう
そうすれば...ボクらの、２人だけの空間を、世界を、時間を壊されることはないだろう
ボクがそう言うと、彼女は目を見開いて
「 どうやってやるの？ 」
と聞いた
目をぱちくりさせていて、小動物みたいで可愛らしい
「 フフ、簡単だヨ｡
ボクは魔法使いだかラ 」
そういって、ボクは指をパッチンと鳴らす
＿＿これで、彼らはAを忘れただろう
きっとさっきまで彼はボクの家の玄関の前にいたのだろう
試しに出てみよう
「 やァ、ホッケーくんに...羽風センパイだっケ？ どうかしたのかイ？ 」
ホッケーくんが来たのは予想通り、だけどこの人も来たんだ
そう言えばこの人も、ボクの可愛い幼馴染みを狙ってたっけ？
2人ともキョトンとした顔をしていた
「 俺は、何をしていたんだろう？ 」
「 あれ...なんでここにいんだろ？帰ろ 」
「 でも、何かを忘れている。忘れてはいけない、何かを...
思い出せない...けど、大切なことを... 」
「 俺、なんで泣いて...?なんで、こんなに悲しいんだろ？ 」
哀れだ
でも、ボクの大好きな人は誰だろうと渡さない
「 夏目、おかえり 」
「 ただいま、フフ、いい子に待ってたんだネ｡偉イ、偉イ♪ 」
Aにおかえり、と言ってもらえるのも
彼女の頭を撫でるのも
抱きしめるのも、
キスをするのも
ボクだけだから
ボクらの二人っきりの幸せな一時は誰にも邪魔させない
逆先夏目と桜木Aは命が尽きるまで、ずっと一緒だ
＊
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めむ - このお話、凄く面白かったです！！他の作品も楽しく読んでいます！ (2021年1月9日 11時) (
レス) id: b39a06e64c (このIDを非表示/違反報告)
ミリリン(プロフ) - すごいです！この小説は本当に楽しかったです！ヤンデレ夏目くんがいいね！ (2020年10月14日 2時) (レス) id: 36e723ec54 (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - すいません…2ページ目で、もう既に夏目君にやられたんですけど…なに!?口移しって、なに!?これだから、夏目推しはやめられないんじゃーーーー!! (2019年6月25日 18時) (レス) id: f7e36ec018 (このIDを非表示/違反報告)
蓮城桜 - ヤンデレ夏目くんいいね♪(*^^*)ｳﾌﾌ(ドMじゃないよ！) (2017年10月2日 7時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
暁夜桜(プロフ) - ラキさん» ありがとうございます。ヤンデレ書くのは難しいですが頑張ります。満足するような作品ではありませんがどうぞよろしくお願いします。 (2017年3月21日 21時) (レス) id: f5eefd0402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁夜桜 | 作成日時：2017年3月20日 22時
