天女と魑魅魍魎の主Part4 (ページ13)

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邪魅の漂う家⑤ ページ13

神主”邪魅はね．．．他人のうらみをかったものにつく悪い妖．．．今はまだおとなしいかもしれないが、気を付けた方がいい．．．現にこのあたりでは昔から何人も邪魅には喰い荒らされているのだ”

清継「この界隈では．．．そうとう昔から邪魅の被害に悩まされている．．．それはこの地の伝説とも符合するんだ！！明日はそこら辺を調べて回ろう！！ああ．．．でもその前に．．．今晩会えるかも知れないー！！本当にいたらいいなぁ！！いいなぁ！！」

リクオ「(霊感0なのにすごいやる気だ．．．)いたっ！清継くんうしろー！？」

ん？なんだ．．．？

島「なにぃーどこだー！？」

リクオ「島君部屋見ててよ！！」

島「え！？」

及川さん！！

リクオ「．．．」

待てよ＿＿＿＿

さっき見た奴と違ってたかも

なんだ．．．

この屋敷は

ほかにも＿＿＿＿＿いる？

ガブ

リクオ「あっ．．．」

清継「どーした奴良くん！？」

リクオ「だめだ．．．清継くん」

清継「え」

リクオ「近づいちゃ．．．今すぐみんなのところへ帰るんだ！！」

こいつら．．．違う！！これ．．．妖怪じゃあない！？

邪魅「．．．」

カナ「ハア．．．ハア．．．」

現れた．．．ねたふりしなきゃっ．．．

カナ「ハア．．．ハア．．．」

いる．．．

さっき言ってたやつだ．．．

カナ「ヒッ」

私たちを襲おうとしてる．．．

みんな起きて誰か

誰かきてぇぇ

清継「どこだぁぁぁ妖怪ぃいー！！」

カナ「ひゃああああああ」

清継「いたか？島君！島君いたか！？こっちに出るって奴良君が言ってたんだ」

カナ「な．．．なぁ～に～？」

鳥居「え？」

巻「誰か入ってきたの！？」

品子「う．．．うん？」

騒がしくなり、邪魅は姿を消す

巻「暗くてわからん」

パッ

巻「！」

巻の胸に島の顔がぶつかる

鳥居「え？」

清継に馬乗りされる鳥居

清継「なんだぁ！？いないじゃないか！！奴良くんのウソつきぃー！！」」

島「ハァ．．．ハァ．．．」

及川さんが寝てる．．．そこで

及川さんの寝顔．．．この世でそれ以上の存在は．．．ない！！

島「なにこれ邪魔」

ドゴオオオオオ

巻「ってくんなっつーたろーが！！ド島よぉぉぉぉぉ！！」