雪龍組に拾われた女の子

情報収集×橙さん ページ14

ふぅ〜気持ちよかったー！！


さっぱり〜！


…しにてもお風呂大きいな…3人ぐらい入れるやつ…


シャワーも3つあるし銭湯みたい。


えっとドライヤーは勝手に使っていいって言われたから貸して貰って


後は、翔太さんに頂いた化粧水と乳液して…


…下着のサイズがピッタリなのはなんか気になるけど、


それは一旦気にしないでおこう。



40分後ぐらいに誰かが迎えに来るって亮平さん言ってたから


浴室の外で待ってればいいかな？



数分待っていると



『おまたせ〜！すまんなぁ遅れてもうたわ！』



(あ、お茶飲んでた関西弁の方！)
「いえ、わざわざ御足労をおかけしてしまい申し訳ありません。」



ぺこりとお辞儀をすると



『やだわ〜もう！そんなかしこまらんの！もっとラフに話してやー』



「は、はぁ…」…おかまさん…？



『あ、俺の事はこーじって呼んでな！あとおかまやないで！！』



「ふふふ、面白い方ですね分かりました」


『ふふふ。ほな、荷物部屋において組長んとこ行こか！』


「え！？ちょっあの…いきなりは心の準備が…」


『そんなんいらんて。ただの顔でかいおっさんやから』


「えぇ…」



組長さんなのに…？



指とかなかったらどうしよう…大丈夫かな…


不安になりながら歩を進めていると真面目なトーンで聞かれる。



『…なぁ、Aちゃん、また看護士の仕事戻りたい？』




「え…？なんで私が看護婦だって…」




『んー？Aちゃんの事は大体調べはついとるんや。…ごめんなぁ嫌やよなぁ』



「嫌というか…初対面なのでビックリというか…」


『俺な、専門が情報収集やねん。めめやしょっぴーは女性から情報取る専門やけど、俺はそれ以外のエリアで色んな情報集めるんが仕事。それを組長とあべちゃんに報告するんや』


「亮平さんはなんのお仕事を…？」

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