◇これは私の仕事だから! ページ35
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東堂「驚いたな、俺達以外に
まだ残っている奴がいるとは…。」
葦木場「あっ…、あ、え、えーっとぉ…。」
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葦木場「___オレはこれで失礼します…ッ!!」
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あ「えっ!?」
葦木場「そ、それではAさん!また明日…!」
あ「あっ…、ちょっと!」
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東堂「…お、おい…!」
葦木場「し、失礼します!!」
東堂「…あっ…。」
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そう言って、葦木場くんは足早に立ち去ってしまった。
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東堂「…な、何だ?あの男は。」
あ「…さぁ?緊張しちゃったのかな?」
東堂「彼は、1年生か…?」
あ「うん、葦木場拓斗くんって言うの。
ちょっと洗濯を手伝って貰っちゃって…。」
東堂「…て、手伝い…だと!?」
あ「…う、うん…?」
東堂「どうして俺を呼ばなかった!」
あ「いや、もともと今日の練習で洗濯物溜め込んでて
尽八との練習終わりにやろうと思ってたやつで…」
東堂「なら、なぜアイツが手伝うなんてことに…!」
あ「居残り練種終わって、私が部室に入ったら
もう終わってたの!葦木場くんがやってくれてて!」
東堂「……そうか。」
あ「ちょっと、何怒ってんの?
もう良いから、私たちも早く出よう?
先生に怒られちゃう…。」
東堂「…あ、ああ…。」
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“ガチャッ!”
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あ「よしっ、鍵は閉めたし、帰ろっか。」
東堂「……ああ。」
あ「いやぁ〜…、もうすっかり暗いね。
自転車だから気をつけないと…。」
東堂「……そう…だな。」
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あ「…?」
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なんか尽八、ちょっと元気ない…?
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尽八は、昔から感情が顔に出るから
月明かりに照らされた
彼の顔を見るだけで、すぐに分かる。
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なんか、嫌なことでもあったのかな…?
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あ「…ね、ねぇ…じんぱt…」
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東堂「A。」
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りら。(プロフ) - 少し手直ししてます! (2022年4月28日 11時) (レス) id: d67b6f1530 (このIDを非表示/違反報告)
りら。(プロフ) - 悠人くん🐣さん» コメントありがとうございます!!頑張って更新します!これからも楽しみに待っていてください! (2022年3月20日 22時) (レス) id: d67b6f1530 (このIDを非表示/違反報告)
悠人くん🐣 - 続き待ってます‼ (2022年3月16日 14時) (レス) @page36 id: 80affee4b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りら。 | 作成日時:2022年2月2日 15時