裁判ごっこ ページ1
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胡蝶「話しなさいA」
一条「本当に酷い!貴女、生き物をなんだと思ってるのよ!しかも、自分の飼っている猫を殺すなんて!!」
大きな声で罪人を怒鳴りつけ、半分以上冷静さを失いかけている一条を、音柱が落ち着かせる。
宇髄「落ち着け一条。気持ちは分かるが、ここ手ェ出したらお前まで隊立違反になっちまうぞ」
ようやく周りが見えたのか、一条はハッとした顔で、
一条「す、済みません....取り乱してしまいました」
伊黒「宇髄の言う通りだ。こんな女狐二匹を相手にするな。神崎はもう見当がついていたが、まさか胡蝶、お前までとはな....」
『姉さんは私と一切関係無い。姉さんを離して』
蛇柱をキッと睨み付け、相手も鋭い視線を送る。
姉さんを巻き込みやがって。
胡蝶「伊黒さんたちは勘違いしています。Aはやっていません。私はこの目でちゃんと見ました。殺したのは一条さんです」
姉さんは、私の無実を淡々と話す。
だが、
宇髄「信用できるかってんだ」
『私はともかく姉さんは関係無い。姉さんを離せ』
不死川「ったく、飽きねぇーなテメェらは!」
今にも刀を抜いて斬り掛かってきそうな風柱は、目を血走らせながら言う。
一条「姉妹ごっこもほどほどにしなさい。家族ならまだしも、血の繋がりない姉妹の貴女たちは、見てて滑稽よ」
胡蝶「なんとでも言ってください?自称、天才剣士の一条さん」
『滑稽なのはあんたじゃん。顔の厚化粧がキツいんだでふけど、顔近付けてこないで。それに何時間かかったの?化粧に一時間以上かかってるのなら、それはもう化粧じゃなくて作品ですけど』
一条「なっ!」
一条の他に、周囲の顔も紅潮する。
あいつ以外は恥ずかしさなんかじゃない、怒りだ。
大切な人を貶されて、悔しい?
『ふっw』
胡蝶「A、あまり触れちゃ可哀想よ」
少し笑いを堪えている姉さんは久々で、新鮮だった。
“ありのまま”
宇髄「それ以上喋ったら、お前ら二人の首を俺が派手に斬る」
【設定】
名前 神崎 A
年齢 15歳 身長/162cm/体重/46kg
階級 鬼柱 (鬼の呼吸)
性格 猫のような性格
胡蝶姉妹に拾われ、苗字は神崎アオイの勧めで決定
カナヲより先に最終選抜を終え、鬼狩りを始める
休みの日、非番の日にはカナヲとシャボン玉をする
冨岡さんとは考えることがよく一致する
(基本的には無口だから。だが時には、時透のように毒舌になる)
容姿はしのぶさんと同じ隊服
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作者名:ラムネ | 作成日時:2020年6月13日 20時