2話 ページ4
in 自転車競技部
「この部室の扉を初めて叩いたのが…
丁度、２年前か」
「………」
部室内に立つ２人。
主将、手嶋 純太。
副主将、青八木 一。
手嶋:「緊張して心臓が飛び出しそうだった“あの日”から
時が立って、俺達は最高学年になった
これから新１年を迎え入れ
チームをもっと強くする」
青八木:「((ｺｸﾘ」
手嶋:「…正直厳しい１年になる
けれど、やらなきゃならない…
先輩達が残してくれたものの為に
毎日毎日が１秒１秒が勝負だ!!
積み上げていく!全ては…
インターハイで勝つ為に!!」
青八木:「((ｺｸﾘ」
手嶋:「……けど、きっとヘコタレる時もある
心折れる日も、下には相談できねェ
そういう時は“原点”に帰ろう」
手嶋は“あるモノ”を青八木に渡した。
青八木:「!(…グローブ)」
《ｷﾞｭｯ》
２人が片方だけのグローブを身につける。
それには、１人１文字。
“必”“勝”と書いてあった。
手嶋:「(青八木!!)」
青八木:「(純太!!)」
手嶋:「２人でいれば出来ない事はない!!
行くぞ、青八木!」
青八木:「分かった、純太!!」
２人の想い。
相棒同士、決意を胸に抱いて…
部室から出て行った。
続く☆
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ユウ♪ - 続きが見てみたいです。 (2014年8月8日 1時) (
レス) id: a0a50f0241 (このIDを非表示/違反報告)
アトラ(プロフ) - 続き楽しみにしてます (2014年7月9日 13時) (レス) id: 59a67c89a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風丸 マナミ | 作成日時：2014年2月19日 5時
