２２９ ある暑い日の話（４） ページ37
Br side
みんなに冷やしてもらいながら、きりやんが渡してくれた水をなんとか飲んでいると、
支度を終えたきんときが顔を出す
kn「病院行く支度できたよ。そっちはどう？」
kr「むずうぬんどぅくるとぅむとぅう
(水は飲んでくれたみたい)」
kn「水分が取れたようでよかった。念の為病院に行くよ、ぶるーく」
きんときはそう言って、氷を入れた袋を包んだタオルごと僕を抱き上げて病院へ向かった
病院で適切な処置を受けて、昼過ぎに帰ってきた
その頃には、すっかり不調がとれていた
kn「もう大丈夫？」
『おん。そんぽおこことごもん(うん。心配かけてごめん)』
kn「いいんだよ。…無事で良かった」
きんときはそう言って僕を優しく抱きしめた
これからは、ちゃんと言おう
誰にも心配をかけないように。
そう心に決めた
家に戻ると、みんなが心配そうな顔をして出迎えてくれた
僕がすっかり元気になった姿を見て、ほっとしたように胸をなでおろしていた
Na「げめん、えねてけ、べれーけてれけってんでえね。
せれねねね、えれ、へでえけて…！
(ごめん、あのときぶるーく辛かったんだよね。
それなのに、おれ、ひどいこと…！)」
あのとき、というのは、多分僕がリビングの入口で倒れたときのことだろう
けど、僕は自分の不調を誰にも言っていなかったわけだし、
Nakamuはわからなかったんだからしょうがないと思って、
『おおんどよ。のこもおおろこのお
(いいんだよ。Nakamuは悪くない)』
笑いながらそう言うと、それでも謝ってきたので「じゃあ一緒にゲームしてくれたらいいよ」と言って落ち着いた
kn「これからは、具合が悪くなったらすぐに言うこと！みんなも隠してちゃ駄目だからね！」
kr「ふ〜う(は〜い)」
＿＿
以上になります！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あきすての - いちご大福のいちごさん» ありがとうございます！確かに少しお話が長くなってしまいましたが、楽しかったので全然大丈夫です！！ぜひまたリクエストしてくださいね！６も近々出すんで、そのときはよろしくおねがいします！ (2022年9月24日 10時) (
レス) id: e449800a10 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福のいちご - 吸血鬼の話面白かったです!ありがとうございます!（後、話長く書かせてしまってすみません…） (2022年9月23日 20時) (レス) id: f404714385 (このIDを非表示/違反報告)
あきすての - 紫苑@白尾＆賽推し＠いろきみさん» ありがとうございます！更新頑張ります！発狂は…ご近所様の迷惑にならない程度に発狂しましょうｗ (2022年9月17日 21時) (レス) id: e449800a10 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑@白尾＆賽推し＠いろきみ - あきすてのさん» 大丈夫です！更新して頂けるだけでうれしいし、答えて下さっただけでもう発狂案件ですもん (2022年9月17日 11時) (レス) id: 8a88a7304e (このIDを非表示/違反報告)
あきすての - 紫苑@白尾＆賽推し＠いろきみさん» ありがとうございます！了解です！書くのが遅くなる、もしくは、６で書くことになってしまうかも知れませんが、その点はどうかご理解ください。 (2022年9月13日 20時) (レス) id: e449800a10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
