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『A』
俺が声をかけて肩に手を置くと
肩を跳ねさせて、今の現状を見るように俺と二人を交互に見た
『コイツがこの店のオーナーだよ』
Aの代わりに代弁してやると
名前は、と土方が聞いてくる
…しかし、Aは目を泳がせるように視線を合わせないし
顔色が悪く、蒼白していた
『掛須A』
今、Aの名前を本人が言ったわけでも
俺が言ったわけでもない
視線が、一人の男に集まった
『総悟、なんで知ってんだよ』
『知り合いでさァ
………久しぶりだな』
A、と名前を呼ぶ
Aはそれに返事もせずに
奥へと素早く消えて行った
『本当に知り合いかよ』
なんなんだアイツは、と
言いたげの怪訝そうな顔で沖田に聞く土方
沖田はそれに対して何も言わずに黙っている
『……まァいい
明日また来る』
そう伝えとけ、と俺に目線を向けた
女のカンは鋭いと言うが
今の俺のカンも、冴えてる
Aと沖田の間には何かあった
それは、昨日のAの反応と関係しているだろう
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きなこもち - 引退してしまうんですか。......私はこの作品が一番好きです。 (2018年1月13日 21時) (レス) id: 2e5a3c9fa8 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - アルハさん» ありがとうございます(^^)続篇に移行しました!これからも応援していてください! (2016年11月22日 21時) (レス) id: 302a4dfff8 (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 沖田・・・!!!続き楽しみです!!!これからも応援してます!!! (2016年11月20日 11時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - シャケさん» ホントですか?!わーい(^^)嬉しいです。ありがとうございます (2016年11月14日 23時) (レス) id: d790bda945 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - j-oiku*さん» どうもありがとうございます!!頑張っていきます! (2016年11月14日 23時) (レス) id: d790bda945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2016年10月24日 20時