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「ただいまー」
と、私が言うと、
「ただいまんもすー」
と、テテ。
笑いをこらえながら、万引きしてきた荷物を台所に置いて、インスタント以外の食べ物を小さい冷蔵庫に入れる。
「ただいまんもすって何？マンモス？」
私が作業をしながら訊くと、テテはクスクスと笑いながら、出かける準備をしている。
「んーマンモスでいいよ」
適当だな。
「今日は夜遅くなるから、先に寝てていいよ」
お出かけの準備ができたのか、
テテは今入ってきた玄関からまた出るところだった。
ってことは、帰ってくるのは明日の昼だな。
「オッケー。いってらっしゃい」
「いってきまんもす」
だから、マンモスって何。
扉が閉じて、
外の階段を降りる音が完全に聞こえなくなるまで作業を止めて、
音がしなくなってから、また作業を開始した。
いつも、週末の夜はテテは家にいない。
何をしているのか、なんで週末なのかはきかない。
だって、ちゃんとうちに戻ってきてくれるし、
何より私の顔を見たら安心したように私が大好きな笑顔を向けて
”ただいま”って抱きついてくるんだ。
だから、私も”おかえり”ってテテの腰に腕を回す。
だから、女の人の香水をつけて帰ってきても笑顔で”おかえり”ってかえすんだ。
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Selogd(プロフ) - なんか切ないです(/ω＼)更新楽しみに待ってます(^^♪ (2018年5月1日 18時) (
レス) id: dbb2a44d3f (このIDを非表示/違反報告)
れー - なんだか泣きたくる切ない展開とても惹きこまれます。更新楽しみにしてます。 (2018年4月29日 19時) (レス) id: 8f9d951721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haylee :D | 作成日時：2018年3月19日 17時
