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中学上がってすぐのこと。
テテと私は同じクラスの隣の席。
私は暗くて、友達ができず、むしろ自分から人を遠ざけていた。
それとは対照的に、
テテはクラスのお調子者で、
いつも話の中心にいたし、先生からいつも怒られていた。
成績がどうのこうのって追いかけ回されてたっけ。
そんな彼は授業中、ペアを組むときはいつも私とだったから、嫌でも会話をせざるを得なかった。
夏休み直前でプールの授業が毎日のようにあったとき。
この授業は女の子とペアを組んだりしなければならない。
他の女子と挨拶ですら交わしたことがないので、誰かと組めるはずがない。
なおかつ、このクラスの女子の人数は奇数。
自然と私だけは毎回余ってしまった。
都合は良かったし、
そうなることを予想していたから、先生には毎回体調が悪いと一言告げ、
誰も来ないプールの端でみんなが楽しそうに過ごす姿と毎回見ているだけだった。
プールに入って見たいと思っても、この体では入れない。
いつもその考えが頭をよぎるため、
どんなに誰に何を言われようと、
どんなに入りたくても入れないでいた。
そんな日々が続く中、
ある土曜の夕方、買い物の帰りで学校の前を通ると、プールが解放されていた。
水泳部が使った後だったのか。
用具などが脇に、片付けられていないまま放置してあるだけで、誰もいなかった。
これはチャンスだと思った。
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Selogd(プロフ) - なんか切ないです(/ω＼)更新楽しみに待ってます(^^♪ (2018年5月1日 18時) (
レス) id: dbb2a44d3f (このIDを非表示/違反報告)
れー - なんだか泣きたくる切ない展開とても惹きこまれます。更新楽しみにしてます。 (2018年4月29日 19時) (レス) id: 8f9d951721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haylee :D | 作成日時：2018年3月19日 17時
