言葉足らずから始まる恋はどうですか？ (ページ3)

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言葉足らずは相談するページ3

『と言う訳なんで助けてください』

「草」

草生やしながらめっちゃ笑ってるのは私の友人シエル。
ちなみに彼女はおらんらしいで。
勝った(何に)

『他人事だと思ってますよね!?』

「実際他人事だからね」

『ぐうの音すら出ません』

ぴえんの泣き声は出ました←

「トレイ先輩のこと嫌いじゃないんでしょ?だったら愛を育めよ、愛を。」

『嫌いじゃないですけど…』

「寧ろ好きだろ?」

『好きは好きでもあれですよ?
ヲタクが推しに向けるような感じの感情ですよ???』

「なるほど、わからん。」

『いや、分かってくださいよ。そこは。』

これだからヲタクを知らぬ陽キャは…

『注目されるじゃないですか…男子校の紅一点に彼氏とか』

「ま、そうなるわな。」

『エーデュースにもからかわれるだろうし…』

「ま、そうなるわな。」

『ケイト先輩には【♯NRCカップル】ってタグつけられてマジカメに写真載せられそうだし…』

「ま、そうなるわな。」

『……今日のお昼何にするつもりですか?』

「ま、そうなるわな。」

『聞いてない!?え、いつから聞いてなかったんですか!?もしかして最初からですか!?』

シエルが話を聞いていなかったことに傷心し、私はシエルを壁にめり込ませた。

…今ゴリラって言ったの誰ですか。出てきなさい、ほら早く(怒らないとは言ってない)。