満開カンパニーの日常【リクエスト募集中】【A3】【夢小説】

スペイン旅行2(万里編) ページ45

ロベルト「その代わり、俺と付き合ってくれるなら君に最高のフラメンコを踊ろう。」

…ん？どういうこと？

ロベルト「さあみんな俺とフラメンコ対決する奴はいるか！？」

他の客「Fooo！！」

A「ちょ、ちょっと待ってください！これどういうことですか…？」

ロベルト「俺の事をここまで知らないとは可愛い人だな笑俺はこの辺りじゃ1番上手いプロのダンサーだよ？」

えっ！？う、うそどうしよう…

万里「はい。俺が行く。」

A「ば、万里くん！？」

どうやらさっきの盛り上がりを聞きつけてみんなが来てくれた。
そういえば万里くんってフラメンコ踊れるっけ…？

ロベルト「OK。それじゃあ即興でいいね？」

万里「ああ。」

ロベルト「Aが気に入った方が勝ちだ。俺が勝ったら彼女に貰うからな。」

なんか私の拒否権無しに進んでるんだけどこれ大丈夫かな…(泣)

〜〜〜〜〜

結果はロベルトさんの圧勝。万里くんもキレがあってかっこよかったけど、ロベルトさんとステップの重さが桁違いだった。

A「ロ、ロベルトさんの勝ちです。」

ロベルト「やったー！！それじゃあ俺が___」

万里「待て。そいつは俺の彼女だ。」

ロベルト「でも勝負には負けたんだろう？」

2人の間に火花がバチバチ散ってるのが見えそうな勢いで緊張が走る。
ていうか私はこの後一体どうしたらいいの…

万里「そう。勝ったから1日アンタの彼女にしてもいい。…そこで再戦を申し込みたい。」

ロベルト「明日この時間にまたフラメンコ対決すると？で、勝ったら返してくれと？」

万里「そういうことだ。」

万里くん…
でも実際ロベルトさんの方が上手くてお客さんもチップを投げてた。

ロベルト「＿＿＿_いいだろう。明日の夜、ここで。じゃあね。」

ロベルトさんに手を引かれてパブを出ようとする。
みんなの事どうしよう…ごめんみんな…

万里「待ってA！！！！」

万里くんに呼び止められてぎゅっと両手を握られた。

万里「明日、絶対取り戻しに行くから。
……俺のせいでほんとごめん。」

A「！…私信じてるから。」

そして私はロベルトさんに連れていかれた。

〜〜〜〜〜
一方劇団員の方では____

左京「で、この落とし前はどう付けるんだお前。」

太一「あんなのドラマでしか見た事無いっス…」

至「俺らがちょっと目を離した隙にしてやられたな。」

万里「フラメンコ猛特訓して明日またリベンジする。だから今から別行動になる。ホテルには戻る。」

続く

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