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夏休み(天馬編) ページ36

あてんしょん→2人付き合ってます

あつい。とんでもなくあつい。

というのは、先週からクーラーが壊れてしまい、寮の中は熱気ムンムン状態が続いているからだ。
千景さんに頑張って直してもらってるけど、業者に頼んだ方が良いかもしれないって言ってたなあ…

天馬「おーいみんな大丈夫かー？」

今は外で夏組のレッスンをしている。
外の方がワンチャン涼しい気がする(笑)

椋「だ、大丈夫ですっ！」

幸「そういうあんたこそ大丈夫なの？ずっと前で立ちっぱなしじゃん。少し休みなよ。」

一成「そうそう！テンテンは休んでて！俺らだけでもメニューできるっしょっ☆」

確かに天馬くんにずっと前で見てもらってたから休んだ方がいいかも。
私も日差しでちょっとくらくらしてきたから一緒に休ませてもらおうかな。

A「天馬くん、ちょっと休もうか。私も一緒に休んでもいい？」

天馬「ああ。しかし寮の中も暑いからなあ…」

確かに…あ、でも1箇所だけ涼しい所あるかも。

A「あそこはどうかな？」

〜〜〜〜〜〜

天馬「確かに涼しいが…」

私が提案したのは倉庫。
日にあまり当たらないし、色んなメンバーのお昼寝場所でもあるからちょうど涼しいかなって(笑)

天馬「…近いから、は、離れろ。」

A「へ？」

天馬「だ、だから！！あんまり近寄るなって…」

A「ご、ごめん…」

天馬くんの隣にいただけなんだけど、近いと言われてしまった。
もしかして、機嫌悪い…？
やっぱり暑いのかな？それなら場所移動しようかな…

A「ご、ごめん、ここ暑かった？場所変え___」

天馬「待って。いいから別に。」

まさかの引き留められた。でも気まずいし、私だけでも出よう。

A「…じゃ、じゃあ私先にレッスン行ってr」

ぎゅっ(後ろからハグ)

天馬「だから待てって。」

天馬くんの顔が近い。
そして機嫌悪い訳では無い…？

A「な、んで…？」

天馬「そんな格好で行かせられるかよ。
…す、透けてるんだよ！！！！！」

汗で下着が透けてしまっていたのが気になって恥ずかしかったとの事。

A「ば、ばか！！！天馬くんどこ見てるの！？」

天馬「だから離れろって言ったじゃん…」

A「…とりあえず乾くまで天馬くんと一緒にここに居るね。」

天馬「そうしとくべきだな。ね、眠くなったら俺の肩貸すからちょっと寝ててもいいからな。」

その日、倉庫の中から男女の話し声がするという噂がでたのは秘密。

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