３８.揺らぐ想い ページ15
勇太が教室に入ってきた瞬間、私をつかむ手が離れた。
私は足が痛く立ってる事が困難だったから、その場に座り込んだ。
神「・・・何があったんだよ・・・？」
勇太は教室を見わたし、呆然と立ち尽くしている。
それもそのはず。だって・・・机といすが散らかってる状態だから。
倒れてる机もある。
私をつかんでいた女子は、手で顔を隠し、教室を走って出ていった。
ほかの２人も、後を追うように出て行った。
教室には私と勇太の２人きり。
名前「痛いな、もう・・・。」
神「足・・・痛めたん？」
名前「治りかけたんだけどね、今ので再発しちゃった。」
神「歩けんの・・・？」
名前「ん。帰ろっか！」
立ち上がろうとしても立ち上がれない。
…腰が抜けちゃったみたい。
名前「あははっ、立ち上がれないや！」
神「・・・・・・」
名前「勇太、先帰ってて！」
神「何で無理すんの・・・？」
名前「・・・・・・」
神「無理すんなよ・・・」
名前「・・・っ、うっ・・・」
本当は、ものすごく怖かった。
あの時、勇太が助けにきてなかったら、私・・・今頃どうなってただろう。
名前「こわかっ・・・たぁ！」
神「助けに来るの遅くなってごめん・・・」
頭をポンポンと撫でてくれる勇太の手が心地いい。
名前「もう・・・大丈夫・・・帰ろ？」
神「おうっ・・・。」
帰り道はお互い無言だった。
きっと勇太は気を使ってくれたんだろうな。
名前「じゃぁね・・・。」
言えに入ろうとしたけど、入れない。
それは、勇太に手をつかまれてるせいで・・・。
神「・・・あきらめようと思ったけど、今日のお前見てたらあきらめがつかなくなった。」
名前「・・・え・・・」
神「前も言ったけど、俺ならお前を傷つけない。」
名前「勇太・・・。」
神「・・・じゃぁな。」
そういって勇太は家に帰ってしまった。
・・・揺らぐ想い・・・どうしよう？！
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隣の高村(プロフ) - 琴さん» ありがとうございます！これからも応援お願いします！ (2013年5月12日 21時) (
レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - これからも頑張って！ (2013年5月12日 15時) (レス) id: e38d56f7cb (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 隣の高村さん» 了解！がんばってね (2013年5月7日 16時) (レス) id: c6f50f6a70 (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - 咲良さん» うちん家、PC使えないから、友達ん家に遊びに行く時、更新するよ！もうちょい待っててー (2013年5月6日 23時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - 咲良さん» 楽観的なのは良い事さ(^〜^)応援ありがとう！優勝したよ♪ (2013年5月5日 7時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：隣の高村 | 作成日時：2013年4月16日 12時
